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ビルズ、新人を帰宅させバーチャルミーティング実施へ

2020年07月31日(金) 10:03

バッファロー・ビルズとニューヨーク・ジャイアンツ【AP Photo/Adam Hunger】

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けるオフシーズンは、これまでに各チームに思いがけない変化球を投げかけてきた。2020年シーズンを通してそういったことはこれからも起こりそうだ。

特にトレーニングキャンプの初期はチームたちが選手に対してきわめて慎重になることが予想される。

そのよい例が、現地30日(木)に直前での変更を行ったバッファロー・ビルズだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)”で伝えたところによると、ビルズは直接対面でのミーティングを取りやめ、バーチャルミーティングを実施すべくルーキー全員を帰宅させたという。ビルズは後に、デーン・ジャクソンとサイラン・ニールがリザーブ/COVID-19リスト入りしたことを発表している。火曜日に検査が始まって以来、ビルズからは5名に陽性反応が出ていた。ガラフォロは次のように述べている。

「彼らはいずれかの時点で、早ければ明日にでも再び集合し、次へと進んで行くだろう。ビルズはできる限り先を見越しておこうとしているだけだ。そして、全チームがいずれにせよバーチャルと直接対面を織り交ぜた形になると学んでいる。直接対面で何かやろうと計画する日があるかもしれないし、ご存じの通り、今日はバーチャルでやろうという具合だ。それが今日のビルズだった。明日はあなたのチームかもしれない」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは木曜日の午後に、下記のようなビルズの声明を取得した。

「トレーニングキャンプ開始にともなって医療専門家から知らされた通り、われわれはCOVIDの陽性結果が出ることを予測していた。去る火曜日に検査期間が始まってから5名が陽性となっており、われわれはチーム内でさらなるケースが起こるような事態を排除すべく、統制の取れ、先を見越した予防策を取ることを決めた」

NFLとNFLPA(NFL選手会)の間で合意されたCOVID-19対策のプロトコルによれば、チームは可能な限りはバーチャルミーティングを行うこととされており、一室に入る選手の人数にもソーシャルディスタンシングの実施能力による制限がある。

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