NFLがトライアウトの禁止を解除
2020年08月12日(水) 11:43長くフリーエージェント(FA)の状態になる選手たちが新たなホームを見つけるためにNFLがドアを開いた。
現地11日(火)、リーグは全32チームにトライアウト禁止の即時的な取りやめを通達した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。
NFLチームが施設に選手を呼びよせることは禁止されており、先日には身体検査がそこから除外されていた。火曜日の変更によって、ワークアウトでパフォーマンスを発揮した選手が契約を得ることが可能になり、チームは2020年シーズン開幕が近づく中で今も獲得可能な状態にある選手をよりつぶさに見ることができるようになる。結果として、エッジラッシャー(EDGE)のジェイデビオン・クロウニーやディフェンシブバック(DB)ローガン・ライアンといったFAの選手が2020年にプレーする場所をついに見つけるかもしれない。
あらゆる契約には健康上のプロトコルが継続され、選手らは新型コロナウイルス(COVID-19)の検査を受けなければならない。こういったスクリーニングには3回連続で陰性反応が出ること(しばらくチームに所属していなかったFA選手が対象)、もしくは、カットされたばかり、あるいはウェイバーからのクレームやトレードで獲得された場合は2連続での陰性結果が必要となる。それぞれの結果はチームアクティビティに合流する24時間前までに出ていなければならない。
NFLチームはまた、1日あたり8人までの候補者のワークアウトしか行うことはできず、クラブ職員は個人を守るものを身に着け、トライアウトプレーヤーから常時6フィート(約182cm)離れている必要がある。
パンデミックの影響を受けない通常のトレーニングキャンプであれば、ワークアウトはロースターを満たして有望な選手がチームのキャンプに参加するチャンスを与えていたはずだ。また、キャリア終盤でインパクトを残す可能性のあるベテランへのチームの関心を裏付ける役にも立っただろう。今、チームは馴染みあるプロセスの再開によって、前例のない状況の中でロースターを形成していくことができる。
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