体重を落としてプロボウル級のプレー復帰を目指すファルコンズSニール
2020年08月21日(金) 13:31アトランタ・ファルコンズのセーフティ(S)キアヌ・ニールの困難に満ちたNFLでの旅路に新たな停車駅が出現した。ウエイト・ロス(減量)セントラルだ。
ディフェンシブバックが減量によってフィールド上での感覚が大きく向上したと語るのは奇妙に聞こえるかもしれない。しかし、2年連続でシーズン終了のけがを経験したニールにとって、少し体重を減らす――約6kg――ことは害にはならない。
「もっとよく動けるようにという理由のためだけにスリムダウンした」とニールは『Atlanta Journal Constitution(アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション)』に語った。
「ルーキーの時の体重になったような感じだ。だから、本当にうまくいっている。かなり動きが良くなっている。自分自身のように動きまわっている。だから、自分のいる場所にわくわくしているよ」
ニールは2018年に3試合に出場した後にアキレス腱を断裂していた。その前のオフシーズンにはACL(膝前十字靭帯/ひざぜんじゅうじじんたい)断裂から復帰しようと休むことなく努力していた。しかし、復帰への道はアキレス腱の負傷によって断たれ、早すぎるオフシーズンに再び回復とリハビリに取り組むことを余儀なくされている。今回は、それが体の改革につながったというわけだ。
ファルコンズはレギュラーシーズンまでに復帰が果たされることを願っているだろう。そこからはフルシーズンを戦えるかどうかの問題になってくる。ニールが健康な状態を保ち、ACL断裂前の調子――2017年にプロボウルに選出されただけの力――を取り戻すことができれば、時間を費やした価値はあったことになる。
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