RBスイフトは「スポンジのように」学ぶとライオンズQBスタッフォード
2020年08月22日(土) 00:18デトロイト・ライオンズはこのオフシーズンにまたも2巡目指名権をランニングバック(RB)に使い、すでにケリオン・ジョンソンを含むバックフィールドにディアンドレ・スイフトを加えた。
スイフトの2重の脅威となる能力は、アウトサイドのデプスが不足するライオンズのオフェンスにとって必要な要素だった。
現地21日(金)、ライオンズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが『NFL Network(NFLネットワーク)』の『Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)』に出演し、若きRBのプレーを絶賛した。
「彼には期待している」とスタッフォードはスイフトについて述べた。「彼はここに来ることを願い、仕事をしてもっとうまくなりたいと考えている。今の彼はスポンジのようだ。学べるもの全てを学ぼうとしている。彼にフットボールを持たせると、その才能がはっきり見える。ワイドに振って、いくつかルートを走らせてみる。するとありありと才能が分かるんだ」
自らをクリスチャン・マカフリーと比較したこともあるスイフトのバックフィールド外でボールをキャッチする能力は、シーズン序盤から彼をフィールドに立たせ、ルーキーキャンペーンでスナップカウントを積み上げることになるはずだ。ボールをキャリーするのと同じくらい、パスキャッチャーとして使われるスイフトを目撃することになるかもしれない。
2020年にスイフトとジョンソンはバックフィールドの任務を分け合うことになるだろう。2人ともランとレシーブの能力を持っており、RBのローテーションでライオンズのオフェンスにフレキシビリティを与えることになる。ジョンソンの負傷歴を考えると、再び不運なけがに見舞われることがあれば、スイフトがフルタイムで出場する可能性もある。
短縮されたオフシーズンにもかかわらず、自宅に数人のルーキーを招いたスタッフォードは、チームの1年目の選手たちが成功のためのスポットにいると考えている。
「何よりも、俺たちが引き入れたこのルーキーたちはみんな、優秀なやつらだ。それが必要なんだよ」と彼は述べた。「彼らはタフな立場にいる。このオフシーズンは春の活動もなく、いきなり火中に放り込まれるようなものだ。だからオフシーズン中は、何人かを呼んで家に来てもらって、プレーを教え、シーズンの準備ができるようにした。これまでのところ彼らはいい仕事をしたよ」
順調なスタートを切りながらも、2019年の後半を台無しにした背中のけがについては、再び傷める心配はしていないとスタッフォードは言う。
「今は絶好調だ。時間を失うのは嫌だった」と彼は述べた。「治癒させなければいけなかったんだけど――正直言うと、そうしたくはなかった。俺たちはハイレベルでプレーしていたから、出ていってプレーしたかったよ。でも治さないといけなかったんだ。今はもう絶好調。パッドを付けてまたフィールドに出てプレーするのはすごく楽しいよ。そして周りの優秀な連中にボールを投げるんだ」
その中の1人がスイフトだ。全てがうまくいけば、ライオンズでビッグシーズンが彼を待ち受けていることだろう。
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