プリンス・アムカマラのラスベガス・レイダースでの時は終わった。

ベテランのコーナーバック（CB）であるアムカマラがレイダースからリリースされたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロが情報筋の話を元に伝えている。

ベテランディフェンシブバック（DB）を必要としているチームに貢献できる力のあるベテランとして、アムカマラがレイダースに向かったのは合理的な動きだった。すぐに1巡目指名のデイモン・アーネットとの競争の中にいることを知ったアムカマラだが、アーネットにはトレイボン・マレンと対になる位置で先発を務めることが期待されており、2年目のイサイアー・ジョンソンを含む若手に移行しようとしているレイダースにもうアムカマラの居場所はなくなった。

かつてニューヨーク・ジャイアンツから1巡目指名を受けたアムカマラはジャイアンツ時代にその期待に応えることがなく、2016年をジャクソンビル・ジャガーズで過ごした後に2017年はシカゴ・ベアーズと1年契約を締結。2018年にはこのベアーズと3年契約を結んでいた。

2016年から2019年には58試合に出場し、タックル192回、パスディフェンス35回、インターセプト3回を記録している。シカゴの最初の2年で最も高いディフェンシブグレードをマークしており、『Pro Football Focus（プロフットボール・フォーカス）によれば2017年と2018年はそれぞれ73.3と81（カバレッジグレードは71.5と77.1）だった。

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