トレード要請もホールドアウトの意向もないとセインツRBカマーラ
2020年09月02日(水) 15:20ランニングバック(RB)アルビン・カマーラがニューオーリンズ・セインツとの契約延長を目指す中、カマーラとそのエージェントはトレードリクエストやホールドアウトによる圧迫等の可能性を否定した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。
カマーラとそのエージェントは現地1日(火)、チームに対してトレードを求めたり、強く要請したりしていないとラポポートに語った。さらに、カマーラ側としては延長について活発に交渉しており、進展があるとの認識だという。また、ホールドアウトを匂わせたこともない。
この話が報じられる以前には、セインツがこのダイナミックなデュアルスレットRBのトレードに対してオープンだと伝えられていた。
同じ日、『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』に出演したNFLネットワークのトム・ペリセロは、先週の木曜日に硬膜外注射を受けてから数日間休んでいたカマーラが練習に戻る意向だと述べた。さらに、カマーラとセインツの契約交渉には進展があったものの、いくつかの点は“横ばい”状態だとペリセロは伝えている。カマーラはトレードを求めていないと言うものの、ペリセロによればセインツ側は可能性を除外しておらず、それを求める相手先も多く存在する見込みだという。長期的にチームに残るのがカマーラの希望であり、セインツも今のところそれを狙っているとペリセロはつけ加えた。
ペリセロの伝えた内容がルーキー契約の最終年を迎えているカマーラについての最新ニュースであり、その以前にNFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えたところによれば、カマーラはキャンプの欠席が無申告のものである、あるいは負傷によるものであるとの見方を否定したという。
しかしながら、契約の問題が片付いていない今、カマーラは今季に210万ドルしか手にすることができない。これはRBの報酬トップ10からほど遠い数字だ。昨シーズンのカマーラはけがで失速していたものの、これまでのところ素晴らしいものとなっているキャリアの3年目に1,330スクリメージヤードを記録していた。
セインツがスーパーボウル出場に集中している今、新しい契約を整えてカマーラをバックフィールドに戻すことで、今の状況の見通しは良くなるだろう。
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