ベンガルズがRBミクソンと4年51億円の契約延長
2020年09月02日(水) 12:51ランニングバック(RB)のジョー・ミクソンはオハイオ川のほとりにしばらく住むことになりそうだ。
ミクソンが4年4,800万ドル(約50億9,000万円)の延長契約をシンシナティ・ベンガルズと結んだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとイアン・ラポポートが伝えた。
ルーキー契約の最後のシーズンに入っていたミクソンは、この契約によって2024年までベンガルズとの関係が維持されることになる。
Full details on the #Bengals deal for RB Joe Mixon’s 4-year, $48M deal:
— $10M signing bonus. $1.3M base in 2020.
— $8M base in 2021.
— $8M in 2022.
— $9.4M in 2023.
— Club option for $9.6M in 2024.
— $500K each year in playtime and $200K offseason workout bonus each year.— Ian Rapoport (@RapSheet) September 1, 2020
「ベンガルズとRBジョー・ミクソンが結んだ4年4,800万ドルの契約の詳細:
・1,000万ドル(約10億6,000万円)のサインボーナス。2020年のベースサラリーは130万ドル(約1億4,000万円)
・2021年のベースサラリーは800万ドル(約8億5,000万円)
・2022年は800万ドル(約8億5,000万円)
・2023年は940万ドル(約10億円)
・毎年プレータイムに応じて50万ドル(約5,300万円)とオフシーズンのボーナスも毎年20万ドル(約2,100万円)」
チームのオフェンスが1試合ごとの合計ヤード数で、2018年と2019年の両方でNFL全体26位となったにもかかわらず、ラッシングヤードでそれぞれ1,100ヤード以上をマークしたミクソンは、この延長契約を自ら勝ち取ったと言っていいだろう。かつてはRBジオバニ・バーナードと共に有望なバックフィールドの片割れと言われたミクソンだったが、ここ2シーズンでベンガルズの主力選手としての地位を確立した。そして、そのプレーにより新進気鋭のリードバックとしてアメリカ中で存在感を高めた。
2020年の収入が200万ドル(約2億円)以下の予定だったミクソンにとって、今回の延長は大幅な昇給となる。ミクソンはオクラホマ大学に在学中、フィールド外で違反を犯してルーキー契約での大金を逃してしまった。この違反行為によって性格が問題視された結果、2017年のドラフトでは2巡目に順位を落とし、全体48位でベンガルズに指名された。現地1日(火)の契約延長で明らかになったように、今は、そしてこれからも、チームはミクソンがいてくれることを喜んでいる。
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