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LBシャキーム・グリフィンがシーホークスからリリース

2020年09月06日(日) 03:56


シアトル・シーホークスのシャキーム・グリフィン、シャキール・グリフィンとグリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Mike Roemer】

シャキーム・グリフィンの劇的なNFLキャリアが転換点を迎えた。

ラインバッカー(LB)のグリフィンがシアトル・シーホークスからリリースされたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。

まれな先天性欠損症で生まれ、その後の手術で左手の指を切断しながらも、セントラルフロリダ大学でアメリカン・アスレチック・カンファレンスの年間最優秀守備選手に選ばれ、2018年NFLドラフトで5巡目指名を受けたグリフィンの物語は、数え切れないほどのファンを勇気づけてきた。

シーホークスには双子の兄でコーナーバック(CB)のシャキールがおり、2人は同じディフェンスの一員として過去2シーズンを過ごした。

シャキームはその2シーズンで32試合(先発1試合)に出場し、16回のタックルを記録している。主にローテーションとスペシャルチームのメンバーを務めていたが、チームが4月にテキサス工科大学のLBジョーディン・ブルックスを指名したことで宙に浮いてしまっていた。

兄のシャキールの方はNFLで4年目の契約年に入るところであり、彼の動向も気になるところだ。

【M】