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QBローゼンはバッカニアーズの練習生に

2020年09月07日(月) 13:54


マイアミ・ドルフィンズのジョシュ・ローゼン【NFL】

クオーターバック(QB)ジョシュ・ローゼンが次の居場所を見つけるために、長く旅する必要はなかった。

マイアミ・ドルフィンズやアリゾナ・カーディナルスに所属していたローゼンが練習生としてタンパベイ・バッカニアーズに加わったと、現地6日(日)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとトム・ペリセロが事情に詳しい人物の話を元に伝えている。日曜日の早い段階で、ローゼンはクレームがかからないままウェイバーを通過していた。

カットダウン期日が迫る中、トレードの試みが実らなかったローゼンは土曜日にマイアミ・ドルフィンズからリリースされていた。

ローゼンにとってバッカニアーズ加入は2018年ドラフトの全体10位で指名されて以来で最も安定した状況かもしれない。ガラフォロとペリセロが指摘するように、この決断はトム・ブレイディから学ぶチャンスを得ることができるという点で、23歳のローゼンにフィットするだろう。ローゼンはアクティブロースターに空きがあるチームとも話し合っていたものの、キャンプ3日目に獲得したロースターボーナスがあったおかげで伝説的なQBから学ぶチャンスを選んだとガラフォロは伝えた。

ペリセロは攻撃に主眼を置くヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスや、カリフォルニア大学ロサンゼルス校から出てきた際にローゼンに信頼を寄せていた攻撃コーディネーター(OC)バイロン・レフトウィッチと組むことも、ローゼンにとって魅力的だったと述べている。

4月にトゥア・タゴヴァイロアを指名したドルフィンズだが、タゴヴァイロアのマイアミでの活動の時間は限られていた。ローゼンはブレイディ、ブレイン・ギャバート、ライアン・ケリーという全員が30歳を超えているメンバーの後ろに控える。何か特異な状況さえなければ、ローゼンは舞台裏で学習し、どこかでチャンスが発生したときのために自らの調子を整えておくことができるはずだ。

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