代理人がパッカーズとの契約交渉を続けるRBアーロン・ジョーンズ
2020年09月09日(水) 11:13グリーンベイ・パッカーズとの長期契約を求めてホールドアウトしているランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズだが、2020年の幕開けが近づく中、ジョーンズが集中しているのはその部分ではないようだ。
現地8日(火)に『NFL Network(NFLネットワーク)』の“Good Morning Football(グッド・モーニング・フットボール)”に出演したジョーンズは、自身のエージェントがパッカーズと契約延長について話し合いを続けていると述べた。
両サイドが契約に取り組んでいるか聞かれたジョーンズは「ああ、確かに彼らはやっている」と応じている。
「俺はただ座って終わるのを待つだけさ。俺のエージェントと彼らがやってくれるだろう。フットボールを続けるつもりだし、契約にサインするときが来たら、それがそのときだ。だけど、今はただフットボールに集中する」
ジョーンズ陣営とパッカーズの話し合いは春に始まったものの、まだ何もサインされていない。シーズン開幕前に契約が完了する可能性はある。
そうならなかった場合、ルーキー契約の最終年を迎えるジョーンズはベースサラリーとして213万3,000ドル(約2億3,000万円)を受け取ることになる。
2017年のドラフト5巡目で指名されたジョーンズは自らの腕で名を上げ、昨シーズンは1,084ヤードでリーグトップタイのラッシングタッチダウン16回をマークした。パスゲームでも力を発揮し、2019年にキャッチ49回で474ヤード、タッチダウン3回を記録している。
一つ疑問なのが、ジョーンズはどういったタイプの契約を求めているかだ。デリック・ヘンリーレベルか、それとももっと多くか。もしくはやや少ないところか。他の問題としてはパッカーズがこのポジションに大金を払いたがるかという点もある。
パッカーズはドラフト2巡目でA.J.ディロンを獲得したばかりであり、スターレフトタックル(LT)のデービッド・バクティアリを含め、他にも支払わなければならない選手がいる。そういった要素がからみあい、ジョーンズがシーズン開始前に報酬を確保できるかは興味深いところだ。
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