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テキサンズWRクックスが四頭筋の負傷でクエッショナブル

2020年09月10日(木) 10:13


ロサンゼルス・ラムズのブランディン・クックス【AP Photo/Tony Avelar】

ワイドレシーバー(WR)ブランディン・クックスの加入はこのオフシーズンにディアンドレ・ホプキンスが離脱した衝撃をいくらか和らげるだろうが、シーズン第1週にヒューストン・テキサンズの新しいターゲットがフィールドに立つことはないかもしれない。

故障者報告によれば、現地10日(木)に行われるサーズデーナイトのキックオフゲームに向け、クックス(四頭筋)が公式にクエッショナブルとなっている。クックスは月曜日の練習で制限を受けており、火曜日には練習を欠席。水曜日のウオークスルーには制限を設けて参加していた。

ヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンが正式にジェネラルマネジャー(GM)も兼任するようになって初めて迎えているフルシーズンには、ロースター上で多くの変更が起こっている。何より大きな変化が、ホプキンスをランニングバック(RB)デイビッド・ジョンソンといくつかのドラフト指名権と引き換えにアリゾナ・カーディナルスへトレードに出したことだった。オールプロに3度選ばれたホプキンスの離脱は大きな穴を残しており、オブライエンはその解決をクックス獲得で図っている。

この動きは理にかなっており、このポジションの急激な戦力低下を食い止めたものの、完全な策というわけでもなかった。レギュラーシーズンの最大96試合中88試合に出場したクックスだが、負傷歴はあり、中でも脳震とうについて知られている。今回のけがは公に明らかになった中では下半身におきた負傷として初めてのものだ。

クックスの持ち味はスピードであり、たとえば胸筋のトラブルなどよりはやや深刻になる。クエッショナブルである以上、プレーの可能性は残されているが、準備期間の短いショートウイークであるため、保証されたとは程遠い状態だ。カンザスシティ・チーフスのパワフルな攻撃陣についていくために、テキサンズはクックスの力を必要とするだろう。

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