LBマシューズはブロンコスとの契約締結ならず、2020年のプレーには“オープン”
2020年09月11日(金) 08:40報道された内容とは真逆だが、フリーエージェントのラインバッカー(LB)クレイ・マシューズが2020年にプレーすることにオープンであることには変わりない。
デンバー・ブロンコスは、シーズン終了が濃厚な足首のけがに見舞われ手術を受けるかもしれないボン・ミラーの代役の選択肢として、マシューズに連絡した。『ESPN』の報道によると、マシューズはブロンコスに「プレーするつもりはない」と伝えたという。
ちょっと待った。
マシューの代理人であるライアン・ウィリアムスは『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロに宛てた声明のなかで報道を一蹴し、34歳のマシューズは適切な状況下での署名を望んでいるとした。
ウィリアムスは声明のなかで、「われわれは最近ブロンコスと連絡を取った。それはオフシーズンの間に他のチームと連絡を取ったのと同様だった。話し合いはプライベートなものとの印象を受けていたが、そうではなかったのではっきりと言わせてもらいたい。われわれはブロンコスと契約を締結することはできなかったが、クレイは、それが彼と彼の家族にとって適切な機会であるならば、2020年にNFLでプレーすることにはオープンだ」と述べている。
おそらく、ブロンコスはマシューズが2020年にプレーしたいチームではなかったのだろう。ジェネラルマネージャー(GM)ジョン・エルウェイはベテランのラインバッカーを獲得するのに十分な報酬額を提示しなかったのかもしれない。
ロサンゼルス・ラムズは今季オフシーズン序盤にマシューズを放出したが、マシューズに対する200万ドル(約2億1,200万円)のボーナスが未払いのままだ。彼がこれから署名する契約にこの200万ドルが補填されることから、ブロンコス、もしくはその他のチームが200万ドル以上のオファーをしなければ、彼は原則的にタダ働きとなる。
マシューズはより多くの報酬を伴うもっと条件の良いチャンスの到来を待つことができる。スーパーボウルへ挑戦するスポット的なラッシャーとして今シーズン後半に戻ってくるかもしれない。もしくは、オプトアウトした他の多くの選手と同様に今シーズンを見送り、ラムズから200万ドルを受け取った上で、2021年に新たなチームに合流できるか見てみることもできるのだ。
【SC】