ブロンコスWRコートランド・サットンが肩を捻挫
2020年09月11日(金) 11:46今シーズンはアウトサイドラインバッカー(OLB)ボン・ミラーなしでの戦いとなる可能性をまだ受け止め切れていないであろうデンバー・ブロンコスだが、オフェンスのトップ選手の1人については安堵のため息をついたに違いない。
ワイドレシーバー(WR)のコートランド・サットンが肩のけがと診断されたことを『NFL Network(NFLネットワーク)』のジェームス・パーマーが現地10日(木)に報じており、NFLネットワークのイアン・ラポポートは肩鎖関節(けんさかんせつ)の捻挫だと伝えた。この捻挫を最初に報じたのは『9News(9ニュース)』のマイク・キリスだ。
サットンはボールに向かったところで負傷し、そのまま練習を中断した。その後サットンは戻ることなく、チームの故障者報告で正式に制限付きとされている。
ブロンコスのナンバーワンレシーバーにして、2年目のクオーターバック(QB)ドリュー・ロックの一番のターゲットであるサットンは、プロ2年目となる2019年シーズンにブレイクした。72回のキャッチで1,112ヤードをマークし、6回のタッチダウンを決めている。1巡目指名のルーキー、WRジェリー・ジューディの逆サイドで先発する予定となっていたサットンは、ブロンコスのパッシングゲームにとって中心的存在だ。ルーキーWRのK.J.ハムラーがすでにハムストリングのけがに見舞われている中、サットンを失うことはブロンコスのレシーバー陣に大打撃を与える。それどころか、試合を支配することを目指し、期待に満ちたシーズンを迎えようとしている急成長中のオフェンス全体にとって、大きな痛手となる。
今のところブロンコスは、サットンが開幕戦でプレーできるかについては経過を見守るしかないが、もっと大きなけがになっていたかもしれないことを考えると、最初の診断に胸をなでおろしていることだろう。
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