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ドルフィンズの選手ら、国歌演奏の間はロッカールームにとどまる意向を発表

2020年09月11日(金) 13:51


マイアミ・ドルフィンズ【AP Photo/Lynne Sladky】

マイアミ・ドルフィンズの選手らは現地10日(木)、現地日曜日に実施されるニューイングランド・ペイトリオッツとのチームのレギュラーシーズン開幕戦で、国歌演奏中にロッカールームにとどまる旨を動画で発表した。

この動画でドルフィンズの選手たちは国歌と、シーズン第1週の全16試合の前に演奏される“黒人の国歌”として知られる“Lift Every Voice and Sing(リフト・エブリ・ボイス・アンド・シング)”の演奏の間に、ロッカールームにとどまるという決断について説明している。

「それは正統なのか? 不可解だ。もしくは、これは新たな象徴的勝利なのか。今、国歌が2つある。膝をつくのか、立つのか? 自分たちの間違いを正せるならば、歌は2つも必要ない。抗議デモも、もう必要ない。だから、俺たちはプレーの時間になるまで、ただ中にいることにする」とこの動画では述べられていた。

選手らは続けて、“自分たちよりも大きな影響と資力を持つ”オーナーたちに、“つまらない、空虚なジェスチャー”ではなく“当局に呼びかけ、政治権力を柔軟にする”ことを求めている。

動画の最後にはヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスが“メディアが疑問を示して推測を始める前に、彼らはすべての質問に答えた。われわれは中にとどまる”と語った。

動画に参加していた選手はクリスチャン・ウィルキンス、エリック・ロウ、バイロン・ジョーンズ、テッド・カラス、デボン・ゴッドショウ、ケイボン・フレイジアー、シャック・ローソン、カイル・バンノイ、ジェシー・デイビス、マット・ブリーダ、プレストン・ウィリアムス、ボビー・マッケイン、マイク・ガシキ、ダーハム・スマイス、アイザイア・フォード、パトリック・レアード、ジャマル・ペリー、エランドン・ロバーツだ。

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