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感極まる復帰、約1,000日ぶりのプレーで49ersのRBマッキノンがTD

2020年09月15日(火) 11:25

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ、トレント・ウイリアムス、ジェリック・マッキノン【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersはシーズン第1週にアリゾナ・カーディナルスとクオーターバック(QB)カイラー・マレーを退けることができなかったが、24対20での敗北の中にも実は輝きが秘められていた。

負傷によって1,000日近く試合から遠ざかっていたランニングバック(RB)ジェリック・マッキノンがフットボールフィールドに戻ってきたのだ。一進一退の展開となっていた第4クオーターで、マッキノンの得点によって49ersが試合を一時リードしていた。

「最後にNFLのゲームをプレーしてから966日。ジェリック・マッキノンが49ersにリードを与えた!」

膝の負傷によってサンフランシスコでの最初の2シーズンを失っていただけに、それは素晴らしい瞬間だった。復帰初戦でマッキノンはキャリー3回、24ヤード(キャリー平均8.0ヤード)、最長16ヤード、キャッチ3回で20ヤード、そして前述の1得点を決めている。

28歳のマッキノンは先週、『NFL Network(NFLネットワーク)』のジム・トロッターに復帰は感情あふれるものとなるだろうと語り、「うそはつかない、多分泣くね」と続けていた。

49ersが持ちこたえていれば、暫定勝ち越しのタッチダウンはさらに素晴らしいものとなっていただろう。シーズンが進んで行くにつれ、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンはマッキノンの起用を増やしていくと予想される。2年前、マッキノンはシャナハンの攻撃陣に完璧にはまる選手として契約を交わした。今、ついに約束されていたつぼみがほころびようとしている。

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