レイブンズとCBハンフリーが5年103億円の契約延長に合意
2020年10月02日(金) 02:56コーナーバック(CB)マーロン・ハンフリーがボルティモア・レイブンズに長期残留することになった。
レイブンズがハンフリーと6,600万ドル(約69億円)の支払いが保証された5年総額9,750万ドル(約103億円)の延長契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)のイアン・ラポポートが伝えた。
ハンフリーはルーキー契約を2年残しているため、今回の新契約によってこの先7シーズンをレイブンズで過ごすことになる。
「マーロンはレイブンズが欲するタイプの選手だ」とレイブンズの上級副社長兼ジェネラルマネジャー(GM)のエリック・デコスタは話す。「プレーメーキングのできるコーナーバックとしての突出した才能に加えて、彼は情熱的な競争心を持ち勝利を切望している。マーロンはこのコミュニティにおいても忠誠心があつく、われわれと共にこれから7シーズン過ごしてくれることを楽しみにしている」
身長183cmのハンフリーはレイブンズの屈強なディフェンスの要だ。単独でワイドレシーバー陣に対応する能力があるため、守備コーディネーター(DC)のウィンク・マーティンデールは精巧な圧力をかけられる。
ハンフリーはNFLのトップカバーマンの1人となり、2019年にオールプロとプロボウルの栄誉に輝いた。
1年当たり1,950万ドル(約20億円)となるハンフリーの新契約は、先日契約を締結したロサンゼルス・ラムズのCBジェレン・ラムジーの1年当たり2,000万ドル(約21億円)を若干下回ると共に、バッファロー・ビルズのCBトレデイビウス・ホワイト(1年当たり1,725万ドル/約18億2,000万円)を上回る。この契約はハンフリーがNFLのトップコーナーの1人として認められ、過去数シーズンにおける彼のプレーが正当に評価されたことを示した。
リーグはカバーマンが高額なパスラッシャークラスに近づくよう埋め合わせを始めており、ハンフリーが1年早く巨額契約をつかんだことで、コーナーが高額を得る傾向が続いている。
【SC】