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バッカニアーズTEハワードがアキレス腱断裂でシーズン絶望

2020年10月07日(水) 11:22

タンパベイ・バッカニアーズのO.J.ハワード【AP Photo/Jason Behnken】

タイトエンド(TE)O.J.ハワードの4度目のNFLシーズンは4試合で終わった。

MRI検査によってハワードがアキレス腱を断裂しているのが確認されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。これによってハワードの2020年シーズンは幕を閉じた。タンパベイ・バッカニアーズはハワードを故障者リザーブとし、ワイドレシーバー(WR)シリル・グレイソンをアクティブロースターに昇格させている。

ハワードは現地4日(日)にロサンゼルス・チャージャーズから白星を挙げた試合の第4クオーター序盤、エンドゾーンに向かってアングルルートを走り、インサイドにカットしてよろめいた際に負傷している。このプレーではランニングバック(RB)キーショーン・ボーンがタッチダウンパスをキャッチしたが、ハワードは試合を離脱して戻ってこなかった。

ハワードはクオーターバック(QB)トム・ブレイディとの初めてのシーズンにキャッチ11回、146ヤード、タッチダウン2回をマーク。バッカニアーズ攻撃陣は豊富な武器を有しているものの、負傷に悩まされてきた。ベテランのTEロブ・グロンコウスキーやキャメロン・ブレイトはこれまでに大きな要素となっていないが、ハワード離脱の不足を補うことが可能だろう。

バッカニアーズの他の負傷として、ランニングバック(RB)レナード・フォーネット(足首)については木曜日に行われるシカゴ・ベアーズとの対戦に向け、試合日の決断になりそうだとヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスがレポーターらに明かしている。チームのWRトップ4であるマイク・エバンス(足首)、クリス・ゴッドウィン(ハムストリング)、スコット・ミラー(臀部/鼠径部)、ジャスティン・ワトソン(胸部)は練習を欠席していた。

チームの開幕戦でディビジョンライバルであるニューオーリンズ・セインツに敗れたバッカニアーズは、その後3連勝を決めてNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のトップに立っている。バッカニアーズとセインツはシーズン第9週にタンパで再び相まみえることになっている。

リーグはバッカニアーズ練習生のRBケンジョン・バーナーに運動能力向上薬物の規定違反によって報酬なしの4試合出場停止処分を科したことを明らかにしている。バーナーが復帰できるタイミングはシーズン第8週に組まれているニューヨーク・ジャイアンツ戦が終わった後となっている。

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