NFLオーナーらが現地13日（火）にオンライン会議を実施し、進行する新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の状況について話し合うことになった。

リーグはすでに、複数のチームから陽性結果の知らせがあったことを受けて一部の試合を延期せざるを得ず、バイウイークの日程を調整しながら一部の試合日程を再編して全17週の標準的なスケジュールを機能させられるように取り組んできた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイケル・シルバーが11日に報じたように、その状況は変わるかもしれず、結果としてシーズン第18週を設けることになるかもしれない。しかし、NFLネットワークのジュディ・バティスタは月曜日、プレーオフとスーパーボウルを予定通りに遂行するため、オーナーたちにはシーズン第18週を追加したくないとの強い要望があると伝えている。

当然ながら、必要であればNFLは調整するだろうが、バティスタによればオーナーらの要望が堅持されるという。それでも、すでにバイウイークを取得済みのチームが予定された日程で試合ができなくなれば、シーズン第18週のシナリオが現実味を帯びてくるとシルバーは言う。

ただ、シルバーいわく、シーズン第18週を導入する上ではプレーオフに大きな影響を及ぼす可能性のある試合が残された場合に限られるかもしれないとのこと。加えて、同一チームが何度も試合を延期するとなれば、シーズン第19週の可能性も出てくるという。

それは現時点での選択肢ではなく、NFLオーナーたちはすべての可能性を火曜日に話し合うことになっているが、史上最大級にまれなシーズンにおいてはあらゆるシナリオが残されたままになるだろう。

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