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QBブレイディ、NBA優勝のレブロン・ジェームズをベアーズ戦の写真で祝福

2020年10月13日(火) 12:01


タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Photo/Kamil Krzaczynski】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディの顔写真を加工するのが流行している。使われているのは先日のシカゴ・ベアーズ戦で第4ダウンが残っていると勘違いし、困惑した表情を浮かべている時のものだ。現地12日(日)にブレイディは加工した写真を自ら『Twitter(ツイッター)』に投稿した。

対象に選んだのは? レブロン・ジェームズだ。

自分とジェームズの顔を入れ替えた写真を添えて「4度目のチャンピオンを勝ち取った@KingJames、おめでとう。色あせた年寄りにしては悪くない!」とブレイディはつづった。

ロサンゼルス・レイカーズは現地11日(日)の夜に106対93でマイアミ・ヒートを下し、4勝2敗でNBAファイナルを制した。ジェームズにとっては4度目のNBAチャンピオンだ。2012年と2013年はヒートで、2016年はクリーブランド・キャバリアーズで優勝している。今回ジェームズは優勝回数と同じ4回目となるファイナルのMVPも獲得した。キャリアを通してファイナル出場を10回も果たしている。

35歳のジェームズは、1985年に37歳で優勝したレイカーズのカリーム・アブドゥル・ジャバーに続いて、NBA史上2番目の高年齢で優勝を果たした選手となる。年をとった、色あせた、と言われていることをジェームズは認めており、最近は『Instagram(インスタグラム)』やツイッターのアカウントで自ら#WashedKing(色あせた王者)のハッシュタグを使っている。

純粋に時間の流れと共に“色あせた年寄り”の称号を手に入れた43歳のブレイディには、共感できるところがあるのだろう。ジェームズは地球上で最高のバスケットボール選手であり続ける中で再びチャンピオンに輝いた。この先の数カ月でブレイディ自身も同じことを証明できるかは要注目だ。

【R】