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QBプレスコットに対するプランは変わらないとカウボーイズオーナー

2020年10月14日(水) 12:37

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Brandon Wade】

クオーターバック(QB)ダック・プレスコットのシーズンを打ち切った負傷はダラス・カウボーイズにとって衝撃だったとはいえ、チームのプレスコットに対するプランを変えるものではないとオーナーのジェリー・ジョーンズが語っている。

複雑骨折と足関節脱臼がプレスコットに対する意識にどれほど影響したか尋ねられた際、ジョーンズオーナーはシンプルに“まったく”と答えた。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』が伝えたところによると、『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』に出演したジョーンズオーナーは「ただこの状況がとても残念なだけだ」と述べたという。

プレスコットの2020年シーズンは終わったが、ジョーンズオーナーはプレスコットが春の活動の後半に戻ってくると予測している。今のような不確定な時期にあって、ジョーンズオーナーはプレスコットの予後に関して希望の光を見ているようだ。

『USA Today(USAトゥディ)』はジョーンズオーナーが「これは修復できる問題であり、復帰して申し分ない価値を発揮できるものだ」と語ったと伝えた。

プレスコットが戻ってくる際にはフランチャイズQBとしてラッシングの試みは広く行うべきではないとジョーンズオーナーは指摘。第5週の負傷はプレスコットを守ることがフランチャイズを守ることと同等であることを証明しており、ジョーンズは将来的にプレスコットにキャリーをコールするときは“非常に思慮深く”行うと強調している。

迫りつつある契約状況については、ジョーンズオーナーはこれまでと同じく長期にわたってプレスコットをとどめようと考えている様子だった。金額で示す代わりに、ジョーンズオーナーはプレスコットがカウボーイズの未来にとって計り知れない価値を持つ存在だと認めている。

「チームを運営するには、リソースをいかに配分するかを徹底的に管理する必要があることを忘れてはならない。相対的に言って、ダックは人が一枚の紙切れに載せたいと思うあらゆるものに値する。彼にはその価値がある。われわれがチャンピオンシップに勝つのを手助けするために彼に何ができるのかを評価すれば、そこにそのことが見えてくるはずだ。それに加えて、彼は最高のリーダーの位置につけるリーダーだ。われわれはそれを機能させなければならない。要するに、私が何を言っているか。それは、シーズン前に最後に質問されたときと全く同じことだ。これもゲームの一部であり、ビジネスや契約の一部だ」

しばらくの間、カウボーイズには問題がないとジョーンズオーナーは言う。外部の助っ人QBを探すことにカウボーイズは関心を持っていない。アンディ・ダルトンとの契約が賢明だったことが証明されており、カウボーイズはベテランQBを代役に据えてリズムを保とうとしている。

しかしながら、すべてがいつも以上に保証されないようなこの年において、ジョーンズオーナーはプレスコットを失ったことでフロントオフィスがチームに期待できる内容に影響が出ていると認めた。

「このことは予想に影響している。一方で、今は難しい年だ。正統的ではないやり方でアプローチしなければならない年があったとしたら、それが今だ」とジョーンズオーナーは話している。

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