インフルエンザ様症状がある選手は練習や試合から除外へ
2020年10月16日(金) 11:10NFLチーフメディカルオフィサー(医務部長)のアレン・シルズ医師が現地15日(木)、これから寒くなってインフルエンザシーズンを迎えるにあたり、新型コロナウイルス(COVID-19)への接触を抑えるべく、インフルエンザのような症状が表れた選手やコーチ、スタッフは練習欠席に加え、可能性としては試合欠場もあり得ると語った。
咳やのどの痛み、鼻づまりといった症状が出た場合は帰宅させられることになると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが伝えている。
「その日に(新型コロナウイルスの)陰性だったとしても、その人物は施設外にとどめられる」とシルズ医師は述べた。
「疑わしい場合は最も保守的に進める」ともシルズ医師はつけ加えている。
Here is the treatment rubric for people experiencing symptoms of COVID-19. Dr. Sills says how this timeline is applied depends on multiple factors, including alternative diagnoses (e.g. strep). "When in doubt, we’re gonna go with the most conservative" approach. pic.twitter.com/TmXyXPHHNv
— Tom Pelissero (@TomPelissero) October 15, 2020
「COVID-19の症状が出た人物に対する対処指標。シルズ医師はこのタイムラインがどう適用されるかは、他の診断結果(たとえば連鎖球菌)等の複数の要素によると述べている。“疑わしい場合は最も保守的なアプローチを取る”」
NFLネットワークのジュディ・バティスタによれば、シルズ医師は新型コロナウイルスがフィールド上で伝染したと示唆する兆候はないと語ったという。
木曜日、クリーブランド・ブラウンズは体調不良だったワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムを帰宅させた。ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは報道陣に対してベッカムはこれまでのところ新型コロナウイルスの陽性ではなく、“十分な警戒”の結果として施設を離れたと説明している。
アトランタ・ファルコンズは火曜日の朝に、陽性結果を受けてリモートでの作業を行うと発表。ペリセロは陽性の結果が出たのがアシスタントコーチであり、チームには現地木曜日の午後に施設を再開する選択肢もあるものの、金曜日の再開を計画していると報じた。
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