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セインツとニューオーリンズ市長がファンの入場を可能にすることで合意

2020年10月21日(水) 12:01


ニューオリンズ・セインツの本拠地メルセデス・ベンツ・スーパードーム【Matt Patterson via AP】

ニューオーリンズのラトーヤ・カントレル市長とニューオーリンズ・セインツが“段階的かつ計画的、試験的アプローチ”をもってメルセデス・ベンツ・スーパードームでファンがセインツの試合を観戦することを認める旨に合意した。チームが現地20日(火)にこの合意について発表している。

ファンの入場はカロライナ・パンサーズを迎えてホームで行われるセインツの第7週の試合から実施される。

シーズンチケットの保有者が、パンサーズ対セインツ戦の3,000枚のチケットにアクセス可能だ。

今回の発表の以前、セインツはファンの入場を可能にすべく、ルイジアナ州立大学のタイガー・スタジアムでホームゲームを実施する案を検討していた。その背景には、地域の規制によってセインツがファンを動員できなかったことがある。

観客数の増加は現在の新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者数が“安定した状態を保つ”場合のみ可能であり、その場合はサンフランシスコ・49ers戦(11月15日/以下すべて現地時間)、アトランタ・ファルコンズ戦(11月22日)で6,000人まで増やすことができる。

さらなる増加については12月に組まれているカンザスシティ・チーフス戦(12月20日)とミネソタ・バイキングス戦(12月25日)で1万5,000人の動員が目標として計画されている。

スーパードームでは健康安全プロトコルを実施すると同時にそれを監視し、市長のオフィスも“すべての市の規則が順守されるよう、試合日は中心業務地区とフレンチ・クオーター(市内の地区)を通じて人の集まりを厳しく統制する”と声明では述べられていた。

また、この声明ではファンに対してマスクの着用と衛生状態の保持、ソーシャルディスタンシングが奨励されている。

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