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セインツWRトーマスに対する懲戒処分は完了

2020年10月22日(木) 08:58

ニューオーリンズ・セインツのマイケル・トーマス【Logan Bowles via AP】

ワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスへの懲戒処分は終わった。

ニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ(HC)であるショーン・ペイトンは現地21日(水)に行われた電話会見でトーマスへの懲戒の内容については触れなかったものの、それが完了したことを明かしている。

トーマスは練習中にチームメイトのセーフティ(S)チョーンシー・ガードナー・ジョンソンを殴ったことにより、シーズン第5週にチームがロサンゼルス・チャージャーズに勝利した試合から除外されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが報じていた。

バイウイークを終え、ペイトンHCはスターレシーバーのトーマスが3試合欠場を強いられた足首の負傷から回復したと考えている。

常に明言を避けるペイトンHCは今週のトーマスの出場可能性について「どうなるか見てみよう。彼の調子は良くなっていると思う。われわれはけがや見通しについては本当に踏み込んでいないので、最初に知るのは皆さんだろう」と話した。

トーマスは公式には水曜日の練習で足首とハムストリングの問題による制限付きとされていた。

今季はたった1度の出場となっているトーマスは、キャッチ3回で17ヤードという数字を残している。

3勝2敗のセインツはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区でタンパベイ・バッカニアーズ(4勝2敗)から1ゲームのビハインドとなっている。セインツが次に当たるのはディビジョンライバルのカロライナ・パンサーズと旧友のクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターだ。

トーマスのフィールド復帰は主力のターゲットを失って苦戦してきたセインツ攻撃陣にとって恩恵になるだろう。第5週にはWRエマニュエル・サンダースが目立っていた。QBドリュー・ブリーズがサンダースとの連携を深めれば、セインツはサンダース、トーマス、タイトエンド(TE)ジャレッド・クックという危険なトライアングルを擁することになるかもしれない。

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