ハイアンクルを捻挫したザック・アーツがしばらく出られないのは明白だった。フィラデルフィア・イーグルスのタイトエンド（TE）が復帰するまでの大まかなタイムテーブルが判明した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のマイク・ガラフォロは現地22日（木）に『Good Morning Football（グッドモーニング・フットボール）』の中で、アーツがけがのために4から6週間ほど欠場する見通しだと伝えている。

この知らせは1勝4敗1分のイーグルスにとって痛手だ。彼らは暗たんたるNFC東地区にあって抜け出すチャンスを持っており、第7週のサーズデーナイトでニューヨーク・ジャイアンツと、第8週にはダラス・カウボーイズとの対戦を控えている。その後もバイウイークを挟んで、イーグルスは再びジャイアンツと対戦することになる。ディビジョンで圧勝すれば、プレーオフへの道も見えてくるはずだ。

サーズデーナイトではワイドレシーバー（WR）のデショーン・ジャクソンがラインアップに戻ってくる予定だが、アーツがいないのはやはり大きな痛手だ。チームのシーズンはこれまでずっと、1歩進んで3歩後退の状態が続いている。

アーツは第6週のボルティモア・レイブンズ戦で負傷し、数回にわたり足を引きずってフィールドを出ていた。その後、第4クオーターで退場となった。

29歳のアーツにとって今シーズンは決して順調ではない。6試合を戦って、クオーターバック（QB）カーソン・ウェンツとの呼吸はいまひとつかみ合っていない。アーツは45回のターゲットでレシーブ成功24回、178ヤードとタッチダウン1回にとどまっており、キャッチ平均はキャリア最低の7.4ヤードとなっている。

トレーニングキャンプ中、イーグルスとベテランTEは契約延長の可能性について合意できずに終わった。そうした背景を踏まえると、アーツの復帰は彼が100％に近い状態になってからということになるだろう。

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