NFC東地区が第7週までに3勝を記録したチームのない初のディビジョンに
2020年10月27日(火) 09:01“NFCリースト”がその侮蔑的なあだ名通りの様相を呈している。
ワシントン・フットボール・チームが現地25日(日)にダラス・カウボーイズを25対3で下したことによって、NFCイースト(東地区)は3勝に手が届かないままシーズン第7週を終えた。
『NFL Researh(NFLリサーチ)』によれば、シーズン第7週終了時点で一つのディビジョンの全チームが3勝に満たなかったのはNFL史上初めてのことだという(ストライキのあったシーズンを除く)。
【第7週終了時点のNFC東地区ランキング】
フィラデルフィア・イーグルス:2勝4敗1分
ワシントン・フットボール・チーム:2勝5敗
ダラス・カウボーイズ:2勝5敗
ニューヨーク・ジャイアンツ:1勝6敗
1位のイーグルスは2010年のシアトル・シーホークスの成績であるディビジョンチャンピオンとして最も低い数字(7勝9敗、勝率.438)を超えるペースだ。
ディビジョン内で試合をしたために、NFC東地区のシーズン第7週の結果は2勝2敗となっている。ワシントンがカウボーイズを下し、イーグルスはサーズデーナイトでジャイアンツに逆転勝利した。シーズンが終わるまでに、ディビジョンライバル対決が7試合残っている。
このディビジョンでも誰かが勝つ。そのチームがポストシーズンゲームを行うことになる。ワシントンのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラはそれを知っている。カロライナ・パンサーズを率いていた2014年、7勝8敗1分という成績でプレーオフ進出を果たしたのだ。
それぞれのチームが大きな欠陥を抱えている。質の高い戦いとは言えないかもしれないが、世界は誰がその頂点に立つのかを(時にはプライムタイムに)見守り続けるだろう。
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