オデル・ベッカムの2020年シーズンが終了した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとキム・ジョーンズは現地26日（月）、クリーブランド・ブラウンズのスターレシーバーであるベッカムがシンシナティ・ベンガルズと対戦したシーズン第7週の試合でACL（前十字靱帯）を断裂し、わずか7試合で今季を終えることになったと報道。

第一報をジョシナ・アンダーソンが伝えた後、チームがこれを認めている。

ここまでレシーブ23回、319ヤード、3タッチダウンをマークしていたベッカムにとって、またもフラストレーションを抱える結末になった。

ベッカムが負傷したのは25日に行われたベンガルズ戦、スクリメージからのセカンドプレーだ。クオーターバック（QB）ベイカー・メイフィールドがベッカムをターゲットにパスを投じるも、ベンガルズのコーナーバック（CB）ダリウス・フィリップスにインターセプトされてしまう。ボールを奪われたベッカムはフィリップスを追いかけるも、タックルを仕掛けた際に、後にシーズン終了となる負傷に見舞われた。

ベッカムはキャリアを通してケガとの闘いを強いられてきた。ニューヨークで過ごした5年間のうち、16試合のフルシーズンを戦えたのはわずか1回。ブラウンズに移籍して挑んだ昨季は負傷を抱えての参戦となり、100％の状態ではなかった。

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