パッカーズが社会正義と人種的な平等を求める非営利団体に約2,600万円を寄付
2020年10月28日(水) 14:56ウィスコンシン州のコミュニティーの中で社会正義と人種平等を求める動きを支持し続けるグリーンベイ・パッカーズが、非営利団体に計25万ドル(約2,600万円)の支援を行うと現地27日(火)に発表した。
チームは声明にて、ケノーシャ、マディソン、ミルウォーキーの社会正義のための5つの基金に対し、5万ドルずつの支援を行うことを明らかにしている。対象となる組織はケノーシャの“Building Our Future(ビルディング・アワ・フューチャー)”、“The Mary Lou & Arthur F. Mahone Fund(メアリー・ルー・アンド・アーサー・F・マホーン・ファンド)”、マディソンの“100 Black Men of Madison Inc.(100ブラックメン・オブ・マディソン・インク)”、“Urban League of Greater Madison Inc.(アーバン・リーグ・オブ・グレーター・マディソン・インク)”、ミルウォーキーの“Leaders Igniting Transformation(リーダーズ・イグナイティング・トランスフォーメーション)”だ。
パッカーズ社長兼CEOのマーク・マーフィーは「われわれの選手たちとパッカーズのオーガナイゼーションは、まん延する人種的な不平等やわれわれのコミュニティーにおける社会正義の問題を解決するにあたって、自分たちの役割を果たすことに尽力し続けている」と声明で述べている。
「われわれは教育や経済機会を作り出し、そこへのアクセスを強化するとともに、子どもや大人、そして家族が成長し、繁栄することのできるコミュニティーを育てるために毎日取り組んでいるこれらの非営利団体に貢献することを誇りに思っている」
この寄付の以前にもパッカーズは今年に入ってミルウォーキーの組織である“Sherman Phoenix(シャーマン・フェニックス)”と“Boys and Girls Clubs of Greater Milwaukee(ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・グレーター・ミルウォーキー)”に15万ドル(約1,600万円)ずつを支援しており、さらに“マークおよびローリー・マーフィーから個人的に、複数のグリーンベイ、マディソン、ミルウォーキーのグループに対して25万ドルを寄付している”と声明では述べられていた。
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