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カウボーイズHCマッカーシー、第8週の先発QBはディヌッチを想定

2020年10月31日(土) 00:03

ワシントン・フットボール・チームのジョン・ボスティックとダラス・カウボーイズのアンディ・ダルトン【AP Photo/Patrick Semansky】

アンディー・ダルトンが今週、奇跡の復帰を果たす可能性は低そうだ。

ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは現地30日(金)の朝、『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』の中でダルトンは引き続き脳振とうプロトコルに入っており、チームはベン・ディヌッチが先発クオーターバック(QB)を務める想定でサンデーナイトのフィラデルフィア・イーグルス戦に向けて準備をしていると語った。

ダルトンの最終的な判断は31日(土)に下されるが、彼がまだプロトコルのその段階にいるとなると、日曜日に出場できる可能性は極めて低くなる。

ダルトンは第7週のワシントン・フットボール・チームとの試合中、ラインバッカー(LB)ジョン・ボスティックから頭部に強いヒットを受けて脳振とうを起こした。芝の上で頭がバウンドし、サイドラインまで助けが必要な状態だった。この強烈なブローで少なくとも今週は休養が必要だろう。どこまで長引くかは要観察だ。

カウボーイズのQBが負傷するのはこれで2人目であり、それによってディヌッチがスポットライトの下に引き出されることになった。

「彼は自信に満ちた若者だよ。利用できる多くのツールを持っている」とマッカーシーは30日、『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョン・マチョタに語った。

ディヌッチはピッツバーグ大学でカレッジフットボールを始め、ジェームズ・マディソン大学で2シーズンを過ごした後、ドラフト7巡目でカウボーイズから指名された。

「QBでいるためには、ある程度の素質が必要だ」と彼は記者団に語っている。「ベテランかルーキーかに関係なく、自信がないとダメなんだ」

ディヌッチが最後に先発したのは大学のFCSチャンピオンシップでサウスダコタ州立大学と対戦した時だ。NFC東地区のライバルであるイーグルスと戦うサンデーナイト・フットボールは全く異なるステージとなる。

「フットボールはフットボール。俺が7年生の時からプレーしているものと同じゲームだ」とディヌッチは言う。

カウボーイズとしては彼が7年生のようなプレーを見せないことだけを願っていることだろう。

【M】