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チーフスQBマホームズ、バイキングスRBクックらが第8週の最優秀選手賞を受賞

2020年11月05日(木) 22:39

カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ【AP Photo/David Zalubowski】

去る日曜日にカンザスシティ・チーフスのクオーターバック(QB)パトリック・マホームズとミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)ダルヴィン・クックが複数のタッチダウンを決めてそれぞれのチームを劇的な勝利へと導いた。

そして2人はそのセンセーショナルなパフォーマンスを披露したことで、相応の称賛を受け取る形となった。

マホームズはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の、クックがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第8週の攻撃部門最優秀選手に選ばれたことが現地4日(水)の朝に発表されている。

現スーパーボウルチャンピオンがニューヨーク・ジェッツを大差で制した試合で、マホームズはタッチダウンパス5回と416パッシングヤードをマークして、チーフスオフェンス陣による猛攻撃の要となった。試合を通して絶好調だったマホームズは、パス成功率73.8%(42回中31回成功)に対してインターセプトはなく、144.4のレーティングを獲得している。

一方のクックはバイキングスがグリーンベイ・パッカーズに28対22で逆転勝利した試合で大活躍し、合計4つのタッチダウンを記録した。226スクリメージヤードのうち163ヤードはランで稼ぎ、3つのタッチダウンを自らの足で決めている。残りの63ヤードと追加点はキャッチによって達成した。

AFC守備部門最優秀選手賞はピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブエンド(DE)ステフォン・トゥイットに送られている。スティーラーズは日曜日にAFC北地区のライバル、ボルティモア・レイブンズを28対24で下し、戦績を7勝0敗に更新。その中でトゥイットはタックル9回、タックルフォーロス3回、サック2回をマークして重要な役割を果たした。

マイアミ・ドルフィンズのキックリターナー(KR)ジャキーム・グラントはAFCスペシャルチーム部門の最優秀選手賞を手にした。ドルフィンズきっての俊足であるグラントは、88ヤードを走り抜いてNFLの今季初となったパントリターンによる得点を挙げている。別のキックリターンでは追加で45ヤードを稼いだ。

日曜日にシアトル・シーホークスがサンフランシスコ・49ersを37対27で倒した試合で最高の働きを見せたラインバッカー(LB)ボビー・ワグナーは、NFC守備部門最優秀選手賞を獲得した。タックルマシンの真髄であるワグナーは、タックル11回、タックルフォーロス3回、サック2回を積み上げ、49ersは今シーズン最低のラッシングヤードを記録することになった。

最近、機械的な安定感を見せているタンパベイ・バッカニアーズのキッカー(K)ライアン・サコップはまたしてもマンデーナイトでその本領を発揮し、NFCスペシャルチーム部門の最優秀選手賞に輝いている。4試合連続でサコップはキックを完璧にこなし、エクストラポイント1回と4回のフィールドゴールを全て決めて13点を挙げ、25対23のバッカニアーズの勝利に一役買った。

【R】