ファルコンズとドルフィンズが新型コロナ陽性結果を受けて集中プロトコル開始
2020年11月07日(土) 03:14アトランタ・ファルコンズは現地6日(金)、チーム内から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者が出たことを受けて対面活動の中止を決めた。
チームによれば、陽性判定を受けたのはフットボールスタッフのメンバーであり、金曜日のすべての活動をバーチャルに切り替えることで「細心の注意を払う」という。本決定によるファルコンズ対デンバー・ブロンコス戦の開催には影響はないとされる。
ファルコンズは『Twitter(ツイッター)』を通じて次のように説明している。
「フットボールスタッフのメンバーが新たに陽性結果だったことを受け、細心の注意を払い、金曜日のIBMパフォーマンス・フィールドにおけるすべての対面活動を取りやめ、すべての活動をバーチャルで実施することにしました」
「接触者追跡プロトコルを開始するとともに、チームはリーグの集中プロトコルを再開しました。これはNFLおよび医療専門家との相談に基づく決定であり、サンデーゲームへの影響はありません。チームの健康と安全はわれわれの最重要課題です」
— Atlanta Falcons (@AtlantaFalcons) November 6, 2020
リーグが確立した手順によれば、感染者が確認されたチームは、接触者追跡を開始するとともに、NFLの集中プロトコルに入る。プロトコルでは予防措置の励行も義務付けられている(施設の閉鎖、消毒、リモートワークへの完全移行)。同時に、ウイルスの蔓延を阻止するため、リスクの高い濃厚接触者の有無も特定する。
ファルコンズはすでにこのプロトコルに馴染みがある。チームは10月中旬に新人ディフェンシブタックル(DT)マーロン・デービッドソンが陽性反応を示した際に、カロライナ・パンサーズとともに集中プロトコルに入った。
また、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとマイク・ガラフォロは、マイアミ・ドルフィンズのアシスタントコーチが新型コロナウイルスに感染したことを受けて、チームが集中プロトコルを開始したと伝えた。ドルフィンズはサンデーゲームのアリゾナ・カーディナルス戦に向けて金曜午後にウオークスルーを実施するという。
ドルフィンズはツイッターで「マイアミ・ドルフィンズのアシスタントコーチ1名が新型コロナウイルス検査で陽性だったとの通知がありました。アシスタントコーチは直ちに隔離され、チームはNFLの集中プロトコルを開始しています。われわれは接触者追跡を含むすべてのガイドラインに従うとともに、NFL、チームドクター、そしてトレーニングスタッフと連携してまいります」
Statement from the Miami Dolphins. pic.twitter.com/hyYOXpOsGn
— Miami Dolphins (@MiamiDolphins) November 6, 2020
さらに、シンシナティ・ベンガルズが金曜日に2名の選手が陽性判定を受けたことを発表。ベンガルズは今週がバイウイークであることから、選手は水曜日以降チーム施設に立ち入っていない。
ベンガルズは声明の中で「ベンガルズは今朝、2名の選手が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを把握しています。われわれは適切なプロトコルに従い、引き続きチームの健康と安全を優先することに努めます。選手は水曜日以降施設を訪れていません。NFLのバイウイークのプロトコルに従って選手は毎日感染検査を受けていますが、来週まで施設には戻りません」と説明した。
【SC】