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ファルコンズが元1巡目指名のDEマッキンリーをウェイバーに

2020年11月10日(火) 14:29


アトランタ・ファルコンズのタカリスト・マッキンリー【AP Photo/Danny Karnik】

ディフェンシブエンド(DE)タカリスト・マッキンリーの願いはかなった。

元1巡目指名選手であるマッキンリーをウェイバーにかけたことを、アトランタ・ファルコンズが現地9日(月)に発表している。

マッキンリーは契約年を迎えていたが、ファルコンズが2020年を終えた後も両者の関係を更新する意向はないことが分かっていた。2017年ドラフトの全体26位で指名され、ファルコンズで過ごした3シーズンと少しでサック17.5回をマークしたマッキンリーは、1巡目指名選手にかけられる期待に応えられていなかった。2020年は4試合でタックル8回とサック1回を記録した後、負傷による欠場を強いられている。

先週、マッキンリーはファルコンズを離れたいとの希望を公にしており、『Twitter(ツイッター)』でチームに対するトレードトークをめぐる不満をあらわにしていた。マッキンリーが不満を覚えていたのは、ファルコンズが2019年にいずれかのチームとの2巡目指名権とマッキンリーのトレードを拒否したことや、2020年にも“複数の”5巡目や6巡目指名権とのトレードをはねつけたことだった。

ファルコンズにトレードを促すべく、マッキンリーは「俺のキャリアサック数はたった17.5回だぜ」と自虐的なツイートも投稿している。

マッキンリーはこのツイートを3つのピエロの絵文字で締めくくっていた。暫定ヘッドコーチ(HC)のラヒーム・モリスは報道陣に対し、マッキンリーは“責任を問われるだろう”とし、「タックの不満の表し方は間違っている」と述べている。

そして、その結果はマッキンリーのリリースとして表れた。いずれかのチームがウェイバーでクレームした場合、クレームでどこにでも行くことのできるマッキンリーの次の行先は、リーグが定めるウェイバークレームの手順によって決まるだろう。

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