ピッツバーグ・スティーラーズは現地10日（火）、タイトエンド（TE）バンス・マクドナルドに続き、4人の選手がリザーブ／COVID-19リストに入ったことを発表した。

リスト入りしたのはクオーターバック（QB）ベン・ロスリスバーガー、ラインバッカー（LB）ビンス・ウイリアムス、ランニングバック（RB）ジェイレン・サミュエルズ、タックル（T）ジェラルド・ホーキンズ。4人は5日間にわたって隔離され、シンシナティ・ベンガルズと対戦する次戦でプレー可能となるには新型コロナウイルス感染症（COVID-19）検査で陰性結果を得る必要がある。

ヘッドコーチ（HC）のマイク・トムリンは10日、マクドナルドがすでに試合から除外されていると明かしている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロによると、4人とも8日にマクドナルドと“ハイリスク”な濃厚接触があったとしてリストに置かれたという。4人は検査結果が陰性、かつ、何の症状も発症していなければ、土曜日にはUPMCルーニー・スポーツ・コンプレックスのチーム施設に復帰できる。

隔離中、5人はリモート会議にのみ参加が可能だ。

シーズン第9週に両膝を負傷したロスリスバーガーのステータスは今回のリザーブ／COVID-19リスト入り前から不確かな状態だった。ケガに加えてリスト入りしたことでロスリスバーガーの次戦出場はさらに予測が難しくっており、バックアップQBメイソン・ルドルフに託す可能性が高まっている。

しかしながら、“ビッグベン”ことロスリスバーガーの次戦に向けたステータスについて問われたトムリンHCは、隔離中の今週に練習を欠席することはそれほど心配していない様子をうかがわせ、「正直に言って、ほとんど心配していない」とコメント。また、ロスリスバーガーが土曜日にリストを脱すれば、同日に実施されるウオークスルーに参加できることも補足している。

これまでの8試合で45回のタックルと3回のサックを記録したほか、タックル・フォー・ロスはキャリア最高の14回をマークするウィリアムスもまたスティーラーズ陣営には欠かせないプレーヤーだ。

ダラス・カウボーイズとの接戦を制し、リーグで唯一の無敗を誇るスティーラーズは15日（日）【日本時間16日（月）】にホームでベンガルズを迎え撃つことになっている。

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