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ビルズQBアレンの亡き祖母をしのびファンが2,000万円以上を寄付

2020年11月11日(水) 14:05


バッファロー・ビルズのジョシュ・アレン【AP Photo/John Munson】

バッファロー・ビルズのファンはNFLのみならず、全スポーツの中で最も情熱的なコミュニティの1つだと言われている。そして彼らの思いやりも人一倍だ。

クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンの祖母が週末に亡くなったことが明かされてから2日と経たない間に、“ビルズ・マフィア”の名で親しまれているファンの代表団は彼女の死を悼み、バッファローにあるオシャイ小児病院に20万ドル(約2,100万円)以上を寄付した。

現地9日(月)に寄付金が3万4,000ドル(約360万円)を超えた頃、アレンは「言葉にならない。バッファロー、愛している」と『Twitter(ツイッター)』に投稿している。

寄付はその後も続く。2年前にバッファローに移って以来アレンが頻繁にパートナーシップを組んでいるオシャイ小児病院は、これまでの24時間でツイッターを通して繰り返し謝意を表している。この動きはビルズのファンを超えたけん引力を得て、病院はアレンのジャージ番号を象徴する17ドルの寄付ボタンを設置するに至った。

去る日曜日にビルズがシアトル・シーホークスを制した際、ヘッドコーチ(HC)のショーン・マクダーモットは前夜にアレンの祖母が亡くなったことを明かした。その後、寄付を募る取り組みをはじめたのは『Reddit(レディット)』のビルズのコミュニティに寄稿している者だとみられている。

火曜日はこの病院の開業3周年の日でもあった。

「ビルズ・マフィアのみなさん、おはようございます。当院の3周年を迎える今日、ジョシュ・アレンの亡き祖母をしのんで20万ドルの寄付をしていただき、最高の贈り物となりました。また、私たちの目的を支援してくださったビルズのファン以外の方にも感謝しています。これはとても特別なことです。ありがとうございました」

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