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QBジャクソンは自分にはない高みにいるとペイトリオッツQBニュートン

2020年11月13日(金) 15:06


ニューイングランド・ペイトリオッツのキャム・ニュートン【AP Photo/Charles Krupa】

本物には本物が分かる。得点能力の高いモバイルクオーターバック(QB)という意味で、キャム・ニュートンとラマー・ジャクソン以上の“本物”はなかなかいないだろう。

来る日曜日にプライムタイムの試合で激突する2人だが、互いの才能については惜しみない賛辞を送っている。

口火を切ったのはジャクソンで、ニュートンのことを“本家本元のスーパーマン”と称賛。現地12日(木)になって、今度はニュートンが現MVPの試合運びをいかに尊敬し、称賛しているかを語った。

「ラマーのヤツは多くの人間にはないものを持っている。彼が動きだすのを見るだけで、つまり俺はこのゲームのファンで、ボルティモアを見ればもちろん、MVPが何をしようとしているのか見てしまうのさ。俺は長い間、そして今でも、走る能力や自分を守っていろいろな方法でディフェンスを攻める技については敬意を持つ人が少ないと思っている。走れない人や、走らないと決めている人にたてつくわけじゃない。だが、彼はあれほど成功し、インパクトを与えてこのゲームに大きな波を起こしていて、皆も分かっているように、そういうことをやった人は多くない」

「マイケル・ビックだろ。そして、ラマー。俺は自分がその高みにいると思うことさえできないが、彼がQBポジションでそれほど圧倒的で、ダイナミックで、爆発的であることは、若い世代にラマー・ジャクソンが何をやっているかを示し、彼らが自分もQBポジションがやれると言えるような希望を持つためのチャンスをたくさん与えてくれる」

ビックとジャクソンを並べて語るのは、元アトランタ・ファルコンズとフィラデルフィア・イーグルスのスターであるビックがフィールドを去って以来は見られなかったような妙技をもってジャクソンがNFLに熱狂をもたらした2019年によくあったことだ。2年前のジャクソンがどういった位置づけだったかを考えれば、数字をざっと見るだけでもジャクソンの台頭がいかにクレイジーなものだったか分かる。

ニュートンの出身校であるオーバーン大学を相手に、ジャクソンがルイビル大学でデビューを飾った年のことについて、ニュートンはこう振り返った。

「見ていて“おい、飛び回っているこのキッドは誰だ?”って感じだった。彼が誰かは知らなかった。でも、彼はプレーメークしていた。電撃的だったね」

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