ニュース

パスヤード記録で少年の日のヒーローを超えたコルツQBリバース

2020年11月13日(金) 15:57

インディアナポリス・コルツのフィリップ・リバース【AP Photo/Brett Carlsen】

インディアナポリス・コルツが3つのフェーズすべてでパフォーマンスを発揮した日に、すでに見事なキャリアを築いてきたクオーターバック(QB)フィリップ・リバースがさらなる栄誉を手に入れた。

NFLのパッシングヤード記録で5番手に上がるまでにあと3ヤードだったリバースは、現地12日(木)の試合で最初のパスに成功。11ヤードのこのパスは新人ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーのみならず、殿堂入りしたQBであり、少年時代のヒーローだったダン・マリーノ(6万1,361ヤード)にも届くパスだった。コルツが34対17でテネシー・タイタンズを下したこの試合で、リバースは308ヤード、タッチダウン1回を記録している。

「スペシャル。スペシャルだよ」とリバースはこの記録について語った。

「このリストにいるメンバーを見れば、自分がそこに含まれるのか、それでいいのか分からない。だけど、僕の部屋の壁にはダン・マリーノがいた。アラバマ州デイケーターやアテネにいた子どもの頃、僕の部屋のポスターにいたのは彼だった。だから特別なんだ」

「自分が十分に長くプレーできたことに感謝している。連続230試合以上プレーするだけの健康状態を保てたことや、ダン・マリーノを見て、シニアボウルでダン・マリーノに会えたこと、彼のチームとプレーできたことがありがたいし、すべて特別だった。すべてが特別でありがたいことだったからこそ、僕は38歳でここにいて、今も試合に出て競い合い、自分の大好きなゲームをプレーできる」

木曜日の試合によって、リバースはパスヤードでドリュー・ブリーズ(7万9.536ヤード)、トム・ブレイディ(7万6,969ヤード)、ペイトン・マニング(7万1,940ヤード)、ブレット・ファーブ(7万1,838ヤード)に続く歴代トップ5につけている。

【A】