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ドルフィンズがオフシーズンに契約したRBハワードをリリース

2020年11月17日(火) 12:43


マイアミ・ドルフィンズのジョーダン・ハワード【AP Photo/Rick Scuteri】

ランニングバック(RB)ジョーダン・ハワードとマイアミ・ドルフィンズの2年契約は、1年目も完了しないうちに終了した。

ドルフィンズが現地16日(月)にハワードをリリースしたと、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスが明かしている。『Miami Herald(マイアミ・ヘラルド)』のアダム・ビーズリーによれば、フローレスHCは“相互で納得した上での別離”だと話したという。後にチームもこの動きを正式に発表した。

「彼のことは大いに尊重し、その仕事ぶりに敬意を払っている。何ら遺恨はない。ただ、これが両陣営にとってベストだと考えたまでだ」とフローレスHCは話している。

パワーが要求されるシチュエーションでドルフィンズが必要としていた体の大きいRBという課題の答えになると見られていたハワードは、オフシーズンに2年975万ドル(約10億2,000万円)の契約を結んでいた。しかし、距離の短い状況以外では最小限の起用にとどまり、2020年の成績はキャリー28回で33ヤード、タッチダウン4回となっている。

ドルフィンズはハワードにとって3シーズンで3つ目のチームだった。26歳のハワードをトライアウトに招くチームがあっても驚きではないが、今季の生産性の低さを踏まえれば、2020年はその真価が問われる年になりそうだ。

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