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チーフスが元1巡目指名のCBデアンドレ・ベイカーと契約へ
2020年11月18日(水) 14:21おそらく低リスクで見返りが大きいであろう選手が現スーパーボウル王者の元に加わろうとしている。
カンザスシティ・チーフスがかつてニューヨーク・ジャイアンツからドラフト1巡目で指名を受けたコーナーバック(CB)デアンドレ・ベイカーを今後数日のうちに練習生として迎えると『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが報じた。
初めにチーフス訪問が計画されているベイカーだが、他の訪問の予定はないという。練習生として契約してチームで経験を積んだ後には、アクティブロースター追加が予想されるとガラフォロはつけ加えている。
チーフスに加入するとの一報は、ベイカーに対するフロリダ州での強盗の容疑が取り下げられた翌日に明らかになっている。現地16日(月)に被害者の弁護士が恐喝の容疑で逮捕されたのを受け、ベイカーの起訴は取り下げられた。
23歳のベイカーは5月にフォートローダーデールで4人の男性を銃で脅したとして起訴されていた。シアトル・シーホークスのCBクイントン・ダンバーもベイカーの共犯として起訴されていたが、証拠不十分によって容疑を解かれている。
2019年NFLドラフトの全体30位でジャイアンツの指名を受けたベイカーは、ルーキーとして16試合に出場。15戦で先発し、タックル61回を記録している。逮捕前はジャイアンツで先発の役割に戻る見込みだった。逮捕後、ベイカーは7月にコミッショナーの除外リストに加えられ、9月にジャイアンツからリリースされている。
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