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セインツQBブリーズは2週間の離脱か、状況に口を閉ざすペイトンHC

2020年11月19日(木) 04:36


ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/Butch Dill】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルであるアトランタ・ファルコンズとの一戦を控えたニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンは、クオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズの状況について口を閉ざしている。

現地18日(水)朝、朝食中にメディアに対応したペイトンHCは肋骨と肺のケガに見舞われているブリーズの状態に関して多くを語らず、「何もアップデートはない。ベーグルを食べているところなのでね。聞かれたタイミングはかもうとしていたところだった」とコメント。

『NOLA.com』のエイミー・ジャストによれば、ペイトンHCいわく「見つけるのが難しい」というポピーシードのベーグルにクリームチーズを添えて食べていたとのこと。

つまり、ペイトンHCは自分が望めば詳細を教えてくれるのだ。今回はブリーズの状態よりもベーグルの好みをオープンに語ることを選んだというわけだろう。

ブリーズが肋骨と肺のケガに対応する中、シーズン第11週および第12週を前にしてセインツのQB事情が最大の疑問となっている。というのも、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはブリーズが少なくとも2週間は離脱することになるだろうと伝えたからだ。

先のサンフランシスコ・49ers戦の後半にブリーズが退いてからは、ジェイミス・ウィンストンがあとを引き継いだほか、サードダウンやランが重要な局面ではテイサム・ヒルがより大きな役割を果たした。ペイトンHCが同様のプランを選択する可能性もあるが、デプスチャートにある通り、事実上の2番手QBであるヒルに仕事を託すことも考えられる。

ウィンストンが先発する場合、ペイトンHCは前戦の途中から出場したときのゲームシートよりも、フィールド全体を生かしたプレーコールを多くすることが予想されている。一方で、ヒルが先発した場合はゾーンリードやエキゾチックなラン攻撃が多く見られるはずだ。

『NewOrleans.Football』が伝えたところによれば、クオーターバックに関するアプローチについて問われたペイトンHCは「われわれがここで取り組むのは、クオーターバックだけではなく、あらゆるプレーヤーの長所を生かすことだと思う」と話したという。

セインツはファルコンズ戦のキックオフまで先発を発表する必要はない。おそらく、ペイトンHCは手の内を明かす必要があるまで、ファルコンズを悩ませ続け、大きく異なる2人のクオーターバックに対応できるよう準備させておく算段だろう。

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