クリーブランド・ブラウンズはディフェンシブエンド（DE）マイルズ・ギャレット不在でフィラデルフィア・イーグルス戦に挑む。

現地20日（金）、チームが正式にギャレットをリザーブ／COVID-19リストに入れたことを発表した。

今週初めに体調不良を訴えて以降、ギャレットはチーム施設に立ち入っておらず、そうした慎重な対応もあって、ブラウンズの選手に隔離が必要となる新型コロナウイルスに感染した可能性のある者はおらず、ギャレットの濃厚接触者もいなかった。

ブラウンズは声明の中で「今朝、クリーブランド・ブラウンズは選手1名が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性判定を受けたとの知らせを受け取った。接触者追跡プロセスを実行するとともに、当該選手は隔離されている。今週はチーム施設に来ておらず、ハイリスクな濃厚接触者はゼロだった。チーム施設は引き続き営業し、本日の練習も予定通りに実施する。NFLおよびNFL選手会の集中プロトコルに従い、今朝のミーティングはすべてリモートで実施された。われわれにとって選手、コーチ、スタッフ、コミュニティ全体の健康と安全が最優先事項であるため、チームは次に取るべき適切なステップに関して今後もリーグと医療専門家のアドバイスに従う」と説明した。

最優秀守備選手賞を授かったことのあるギャレットの不在はブラウンズにとって大打撃だ。ブラウンズが激戦を極めるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区のプレーオフ争いで生き残るには今季3勝にとどまるイーグルスに打ち勝たなければならない。

今季のギャレットは9.5サックをマークしてNFLトップにつけている。キャリアを通して1試合あたり平均0.87サックの記録を持つギャレットは1982年以降、最低10試合に出場した全選手の中でトップにランキングされており、殿堂入りを果たしているレジー・ホワイト（1試合平均0.85サック）を上回る成績を残している。

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