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ジャガーズ、ブラウンズと対戦する次戦の先発QBにグレノンを起用

2020年11月26日(木) 11:00

ジャクソンビル・ジャガーズのマイク・グレノン【AP Photo/Matt Ludtke】

先発クオーターバック(QB):マイク・グレノン。

ジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチ(HC)であるダグ・マローンは、ベテランシグナルコーラーのグレノンが日曜日に開催されるクリーブランド・ブラウンズとの試合で先発ラインアップに戻ってくると現地25日(水)に明かした。

チームは6巡目指名のルーキーであるジェイク・ルートンをベンチに下げており、親指を負傷したガードナー・ミンシューは完全回復に近づきつつある。

日曜日の試合はグレノンにとってシカゴ・ベアーズに所属していた2017年第4週以来の先発となる。

2013年のドラフト3巡目でタンパベイ・バッカニアーズの指名を受けたグレノンは、ルーキーとして13試合に先発したものの、その後は急速に表舞台から遠ざかり、2014年以降は9試合にしか先発出場していない。シカゴで1年を過ごし、ミッチェル・トゥルビスキーに代わってベンチに下げられた後、グレノンはアリゾナ・カーディナルス、オークランド・レイダース、そして現在のジャガーズでバックアップを務めてきた。

ルートンは最初の出場で堅実なパフォーマンスを見せながらも過去2週間は苦戦しており、ジャガーズが今回の決断を下すに至っている。前戦の相手だったピッツバーグ・スティーラーズのディフェンス陣は優秀であり、ルートンは6巡目指名の選手以外の何者にも見えなかった。ルートンはパス37回中16回成功、151ヤードにとどまり、4回のインターセプトを喫してパサーレーティングは15.5だった。正確性に苦しんだルートンはスティーラーズ守備陣によって混乱させられているようにも見えた。

マローンHCはこのルーキーの自信が失われないよう、グレノンに目を向けている。

マローンHCはルートンについて「とにかく一歩下がり、しばらくの間いろいろなことを飲み込んでから軌道に戻そうとしている。彼は問題ない。彼にはこのリーグで優れたフットボール選手になるチャンスがあると思っている」と話した。

マローンHCはまた、グレノンを起用する理由の一つとして、チームが新型コロナウイルス感染症に対処している中、ミンシューが今週の練習では十分な準備ができないことを挙げている。ミンシューはバックアップを務める模様で、マローンHCは次のように説明した。

「彼にはまるまる一週間を使い、すべての作業を終えてから出場してほしい。今週にバックアップを務める上では問題なく、マイクに何かあれば1クオーターでも、ハーフでも、何らかのプレーをする必要があり、少なくともそれには応じられる」

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