新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的流行が進行する中、対象地域に緊急事態命令が出されたことを受け、サンフランシスコ・49ersが調整を強いられている。

現地28日（土）、49ersが拠点とするリーバイス・スタジアムのあるサンタクララ郡が新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、新たな命令を発表した。その中には「同一世帯以外の人物とフィジカルコンタクト、あるいは近接近するレクリエーション活動のすべて」を3週間にわたって禁ずる項目がる。

今回の発表を受けて49ersは声明を発行し、次のように説明している。

「サンタクララ郡公衆衛生局の緊急事態命令については認識しています。NFLやパートナーらとともに事業計画について取り組んでいるところです。確定次第、詳細をお知らせいたします」

シーズン第12週に敵地でロサンゼルス・ラムズと対戦した後、49ersはその先2試合をホームで戦う予定で、バッファロー・ビルズとワシントン・フットボール・チームを迎え撃つことになっている。

ホームゲームに新たなスタジアムを見いだす必要があることに加え、49ersは練習場所も移動しなければならない。チームのトレーニング施設もサンタクララにある。

【C】