新たなホームを探す49ers、アリゾナが代替地として浮上
2020年11月30日(月) 03:59現地28日(土)にカリフォルニア州サンタクララ郡が新たな新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する制限を発表したのに伴い、すべてのコンタクトスポーツが禁じられるとともに、150マイル以上離れた場所から制限地域に入る場合は14日間の隔離生活が義務付けられることになった。簡単に言うと、サンフランシスコ・49ersは今シーズンの残り試合に向けて、ホームゲームを開催する新たな拠点を探す必要があるということだ。
49ersの幹部らは残る2020年シーズンのプランを練るため、NFLのオフィシャルらと作業に取り組み続けたが、土曜夜になっても、計画は何も決まっていなかった。
しかしながら、情報筋が明かしたところによると、最も可能性が高い選択肢は3試合が残されている49ersのホームゲームをアリゾナ・カーディナルスの本拠地であるステートファーム・スタジアムで開催する案だという。2チームはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区のライバル関係にあり、事実、カーディナルスはシーズン第16週に49ersをホームで迎え撃つことになっているが、両チームとも受け入れる意向を示しているとのことだ。
NFLは可能であれば49ersにNFLスペックのスタジアムで試合を開催させたがっている。もうひとつの選択肢としてテキサスのスタジアムでプレーする案もあるようだ。
練習に関しては、今も複数のオプションが検討されている模様。アリゾナで練習し、擬似バブルの中で1カ月間にわたってホテル滞在することが可能だ。もうひとつの可能性は、時折、家族に会えるように150マイル以上離れた場所で練習し、新たな“ホーム”スタジアムを行き来することもあり得る。
シーズン第12週のサンデーゲームが行われる29日は敵地におもむき、ロサンゼルス・ラムズと対戦するが、命令が適用される深夜より前に拠点に戻ることになっている。
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