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ベンガルズ新人QBバロウ、膝の手術は成功裏に完了

2020年12月04日(金) 11:57

シンシナティ・ベンガルズのジョー・バロウ【AP Photo/Al Drago】

ジョー・バロウの長いリハビリが今始まる。

シンシナティ・ベンガルズは新人クオーターバック(QB)のジョー・バロウが現地2日(水)に受けた手術が“成功裏”に終わったと明かした。バロウが左膝のACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)とMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を断裂してから10日後のことだった。

チームはリリースにて「ジョー・バロウが昨日に受けた手術は成功裏に終わった」と述べた。

「手順は予定通りに進み、彼には完全な回復が見込まれる。ジョーは今後、回復プロセスを開始し、われわれは彼の復帰を心待ちにしている」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはバロウがロサンゼルスのニール・エラットラシュによる膝の再建手術を受けたと報道。早い展開はバロウが2021年シーズン開幕に間に合う可能性を高めている。

NFLネットワークのトム・ペリセロは先週、ベンガルズがバロウの回復に8カ月から9カ月を見込んでいると伝えていた。シーズン終了の負傷によって、全体1位指名選手であるバロウの素晴らしい初年度は短く終わっている。バロウは10試合でパス成功率65.3%、試合平均268.8パスヤードを記録し、タッチダウン13回、インターセプトは5回のみだった。

バロウの不在によって、2勝8敗1分のベンガルズは再び上位5番以内のドラフト指名権を手にすることになりそうだ。チームはロースターの全体を通して新たな力を必要としている。意気消沈しているチームにとって、少なくとも先発QBのマーケットにいなくて済むのはいくらかの慰めになるだろう。

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