“明日もこのチームのコーチ”だとチャージャーズHCリン
2020年12月07日(月) 14:53ニューイングランド・ペイトリオッツに45対0での敗戦を喫したロサンゼルス・チャージャーズだが、試合は最後のホイッスルが鳴るはるか前から事実上終わっていた。
ヘッドコーチ(HC)アンソニー・リンの治世が終了するかは、まだ分かっていない。
月曜日にもチームのコーチであり続けると思うかというあからさまな質問を受けたリンHCは、自分がどこかに行くとは思っていないと述べた。
「ああ、明日も私はこのチームのコーチだと思うね」とリンHCは話している。
チャージャーズは2連敗を喫すると同時に、過去6戦で黒星を5つつけられ、3勝9敗となった。
リンHCの職業の状態は、プレーオフ進出の希望が絶えて久しいチャージャーズの、今もっともホットな話題だ。リンHCはオーナーのディーン・スパノスと時おり話していると明かしており、スパノスがフラストレーションを抱えているのは確かであるものの、リンHCのチームでの未来を握っているわけではないと説明している。
「仕事については自分の手の内にはないことだ。だが、私はいつもディーンと話している。私の仕事はこのチームを軌道に戻すことであり、もし私がここにいるならば、それをやるつもりだ」とリンHCはコメントした。
日曜日はチャージャーズにとってすべてがうまくいかなかった。たびたび接戦での敗戦に心を痛めてきたチャージャーズだが、今回は惨敗だ。
完全にシャットアウトされてしまったのは当然ながら問題であり、リンHCの目にはオフェンス陣の苦戦は第12週にバッファロー・ビルズに27対17で敗れた試合から続いていたように見えるようだ。
「われわれは攻撃面で調子を取り戻さなければならない。先週は少しそれが見えたものの、今週は好転させられなかった」とリンHCは言う。
しかしながら、より大きな懸念はペイトリオッツに2回のタッチダウンの機会――パントリターンTDとフィールドゴールのブロックからの得点――を与えてしまったスペシャルチームのプレーにある。リンHCは最近になってスペシャルチームのコーチングスタッフを変更したが、その効果はほとんどなかったようだ。
リンHCが最も怒りを感じているのはスペシャルチームのプレーだった。
「スペシャルチーム。受け入れがたい。許されない。以上だ」とリンHCは述べた。
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