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パンサーズのアウトブレイクに施設外での選手の集まりとの関連

2020年12月10日(木) 08:42

カロライナ・パンサーズ【NFL】

8人の選手をリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に置いたとき、カロライナ・パンサーズは今週に新型コロナウイルス感染症のアウトブレイクによって影響を受けた多くのチームの一つとなった。NFLはチーム内で感染が広がった理由を突き止めたと考えている。

『The Athletic(ジ・アスレチック)』のジョー・パーソンによれば、NFLのチーフメディカルオフィサー(医務部長)であるアレン・シルズ医師は、パンサーズ内での新型コロナウイルス感染症の伝染の元をたどると、チームのバイウイークの間に行われた“いくつかのチーム施設外での選手の集まり”につながると現地9日(水)に話している。

「われわれはチームとそのことについて協力してきた」と言うシルズ医師は、チーム施設外にいる際、選手は何をして何をすべきではないかについて、「関係者と共に取り組んでおり、われわれは繰り返してきたメッセージによってその部分で今後も改善がみられると考えている」と述べた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによれば、パンサーズで火曜日にかけて新たに陽性と判定された者はいなかった。今のところ、攻撃陣の主要選手であるワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアやWRカーティス・サミュエルらがリザーブ/COVID-19リストに置かれている。

選手らの行動によって、パンサーズには罰金とドラフト指名権はく奪の両方、もしくはいずれかが科される可能性がある。ラスベガス・レイダースは11月初旬に、COVID-19プロトコル違反によってチームに50万ドル(約5,200万円)、ヘッドコーチ(HC)に15万ドル(約1,600万円)の罰金が科されたほか、6巡目指名権をはく奪されている。これはプロトコル違反が繰り返されたためだった。

今回のアウトブレイクは、パンサーズにとってCOVID-19関連で初めての大きな問題だった。

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