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第12週の最優秀選手賞はチーフスWRヒル、バイキングスQBカズンズらが手にする

2020年12月04日(金) 13:22

カンザスシティ・チーフスのタイリーク・ヒル【AP Photo/Jason Behnken】

カンザスシティ・チーフスの俊足ワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒルは、タンパベイ・バッカニアーズ戦で記録を積み上げ、相手チームのディフェンスを置き去りにした。

現地29日(日)の試合でチースフは27対24でバッカニアーズを制し、ヒルにはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門最優秀選手賞が送られた。

けた違いの活躍を見せたヒルはこの日、タッチダウンを3回決め、キャッチ13回で269ヤードを稼いだ。キャッチ1回当たりの平均ヤード数は20.7を記録している。

もう一方のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)でオフェンス部門最優秀選手賞を獲得したのはミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)カーク・カズンズだ。カロライナ・パンサーズに対して、手に汗にぎる接戦を28対27で制した試合でカズンズは見事な数字を叩き出し、起死回生のパフォーマンスを見せた。カズンズは45回中34回(75.6%)のパスを成功させて307ヤードと3つのタッチダウンを達成し、115.7のレーティングを得ている。

AFCの守備部門優秀選手賞は27対17でロサンゼルス・チャージャーズに勝利した日曜日の試合に貢献したバッファロー・ビルズのラインバッカー(LB)A.J.クラインに送られた。クラインはタックル14回、タックルフォーロス3回、サック1.5回、そしてパスディフェンスを1回マークしている。

アトランタ・ファルコンズがラスベガス・レイダースを相手に43対6で圧勝した試合では、ディフェンス陣が称賛に値する働きを見せた。そしてその中でディフェンシブエンド(DE)のジェイコブ・トゥイオタイ・マリナーがNFCの守備部門優秀選手賞に輝いている。トゥイオタイ・マリナーはタックル5回、サック1回、ファンブルリカバリー2回、フォースドファンブル1回を記録した。

勝利をもたらした50ヤードのフィールドゴールを決めた結果、ニューイングランド・ペイトリオッツのキッカー(K)ニック・フォークはAFCのスペシャルチーム最優秀選手賞を手にした。フォークはフィールドゴール、エクストラポイントをそれぞれ2本中2本決め、アリゾナ・カーディナルスを制する20対17の逆転勝利に一役買っている。

NFCのスペシャルチーム最優秀選手賞はサンフランシスコ・49ersのKロビー・ゴールドが獲得。ゴールドは4本のフィールドコードアテンプトのうち3本を決め、そのうちの1本は試合を決定づける42ヤードのキックだった。さらに49ersが23対20でロサンゼルス・ラムズを下した中、2本のポイントアフタータッチダウン(PAT)を決めている。

【R】