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ディビジョン制覇を果たすも“まだ終わっていない”とパッカーズ

2020年12月15日(火) 11:22

グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【Todd Rosenberg via AP】

グリーンベイ・パッカーズはヘッドコーチ(HC)マット・ラフルアーの下、2年連続でNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区を制した。現地13日(日)にデトロイト・ライオンズを31対24で破った試合が示すメッセージは明らかだ。すなわち、ミッションはまだ完了していない。

パッカーズがディビジョン制覇を祝うシャツには“WON NOT DONE(勝ったが終わりではない)”とのメッセージが描かれていた。

日曜日の勝利とニューオーリンズ・セインツがフィラデルフィア・イーグルスにつまずいたことで、パッカーズはNFCトップの座に返り咲いた。今季はファーストラウンド免除が各カンファレンスに1チームしかないため、トップシードがきわめて重要になる。

「休息できる1週間を手にいれることが確実に重要だね」とクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは話した。

「でも、大事なのはこのこと。皆が知っていると思うけど、僕たちは確か、4回のNFCチャンピオンシップゲームを戦ったことがある。すべてロードでね」

「だから、すべてがグリーンベイを通過するようにさせられるかは長い間話してきたことだし、僕らはそれを望んでいるけれど、できたことはない」

パッカーズがトップシードを確保するためには、とにかく勝てばいい。今後控えている試合の対戦相手にはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区をリードするテネシー・タイタンズや地区ライバルのシカゴ・ベアーズがいる。

「われわれの選手は何がかかっているか理解している。多くのもののためにプレーしなければならない。1試合ずつ手に入れていかなければならないんだ」とラフルアーHCは語った。

パッカーズはセインツが試合を落としたことで助かったのを承知している。シーズン第3週にセインツに勝利したため、パッカーズはタイブレーカーによってカンファレンスの最上位にいる状態だ。

ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスは「俺たちには分かってるってことさ。だから、基本的にはシーズンを強い形で終えるってこと。最後の数試合を軽く見たりせず、注意深く仕事するんだ」と話し、こう続けている。

「間違いなくまだ終わっていない。もっと努力して、最終的に自分たちが望む位置にいるようにしなきゃ。今はすごくいい位置にいる。前を向き、働き続けるんだ」

パッカーズは15勝1敗をマークした2011年以来、NFCのトップシードにつけていない。このとき、ロジャースがNFLのMVPに輝いていた。2011年シーズンのパッカーズはディビジョナルラウンドでQBイーライ・マニングとニューヨーク・ジャイアンツに敗北している。

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