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第14週の最優秀選手にレイブンズQBジャクソン、ラムズRBエイカーズらが選ばれる

2020年12月17日(木) 00:33


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Ron Schwane】

47対42でクリーブランド・ブラウンズにセンセーショナルな勝利を挙げたラマー・ジャクソンの英雄的活躍は、ほぼ間違いなく記憶に残る印象を残した。

年間最優秀賞の主要候補についてはまだあれこれとうわさされており、ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)のパフォーマンスはその中でも話題の種となっている。

現地16日(水)の午前、第14週の最優秀選手賞が発表され、ジャクソンがそのクラッチパフォーマンスでAFC週間最優秀攻撃選手賞を獲得。さらに話題を提供した。

ジャクソンは計3回のタッチダウンに貢献し、レイブンズを勝利へと導いている。9回のキャリーで124ヤードをランで獲得して2回のタッチダウンを挙げ、キャリー平均13.8ヤードを達成した。最もドラマチックなスコアは、第4クオーターの途中で足のけいれんを起こして離脱し、ロッカールームから駆け戻ってきてから見せた44ヤードのタッチダウンパスだった。そのタッチダウントスに加えて、ジャクソンは17回のパスのうち11回をコンプリートし、163ヤードを獲得している。

AFC週間最優秀守備選手には、日曜日のラスベガス・レイダース戦で44対27の勝利を飾ったインディアナポリス・コルツのコーナーバック(CB)ケニー・ムーアが選ばれた。

5回のタックル、インターセプト1回と強制ファンブル1回を記録したムーアのプレーは終始、コルツの強力な守備を知らしめるものだった。

AFC週間スペシャルチーム最優秀選手は、デンバー・ブロンコスのパントリターナー、ディオンテ・スペンサーに贈られた。83ヤードのパントリターンでタッチダウンを決めたスペンサーは、カロライナ・パンサーズに対する32対27でのチームの勝利に大きな役割を果たした。

NFCではロサンゼルス・ラムズのルーキーランニングバック(RB)キャム・エイカーズが24対3で勝利したニューイングランド・ペイトリオッツ戦でブレークし、NFC週間最優秀攻撃選手に選ばれた。ペイトリオッツを完全に翻弄(ほんろう)したエイカーズは、29回のキャリーで171ランヤード(平均5.9ヤード)を駆け抜け、キャッチでも23ヤードを獲得した。

アリゾナ・カーディナルスのラインバッカー(LB)ハサン・レディックはチーム史に残る最高のパフォーマンスを見せ、NFC週間最優秀守備選手に輝いた。レディックはカーディナルスにとって1試合最多となる5回のサックを記録。チームはニューヨーク・ジャイアンツに26対7で勝利した。さらに、彼は目を見張る3回の強制ファンブルを追加している。

ワシントン・フットボール・チームのパンター(P)トレス・ウェイはシーズンの好調を維持し、NFC最優秀スペシャルチーム選手に選ばれた。ウェイはサンフランシスコ49ersとの試合で見せた8回のパントで平均49.8ヤードを獲得しており、チームは23対15で勝利した。ワシントンの攻撃陣が苦しむ中で、ウェイはフィールドポジション争いでチームを救っている。彼はロングで58ヤード、20ヤードラインの内側に1本を決めた。

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