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イーグルス、今季残り試合はすべてQBハーツが先発か

2020年12月21日(月) 04:10

フィラデルフィア・イーグルスのジェイレン・ハーツ【AP Photo/Derik Hamilton】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは2020年シーズン残り試合はジェイレン・ハーツがフィラデルフィア・イーグルスの先発クオーターバック(QB)を務めるとの見立てを報じた。

ラポポートは『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』の中で、先発した前戦でハーツの見せたダイナミックなプレーがイーグルスを納得させたと報道。シーズン第15週を含めて今季残り3試合となり、ハーツの安定さとサック回避能力が最終的にカーソン・ウェンツをバックアップ役に降格させるというイーグルスの決断につながったようだ。

ハーツは初先発した試合でイーグルス攻撃陣の司令塔として、NFLトップのディフェンスを誇るニューオーリンズ・セインツに対して統計的に最も生産的な試合を展開、イーグルスのシーズンを救済した。

ハーツはセインツ戦でパス30回中17回を通して167ヤード、1回のタッチダウンをマークしてインターセプトはゼロ、ランでも18回のキャリーで106ヤードを稼ぎ、チームを24対21で勝利に導いた。14回のキャリーで115ヤードを走ったランニングバック(RB)マイルズ・サンダースと合わせて、イーグルスはチームとしてシーズン最高の246ランヤードを記録している。

イーグルスの属するNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区は4チームが2ゲーム差以内のデッドヒートを繰り広げる激戦区であり、争いはシーズン第17週の最終戦までもつれ込む可能性があり、セインツを打ち負かすのに一役買ったハーツの存在がその希望の光になるかかもしれない。シーズン第15週にアリゾナ・カーディナルスと対戦した後、イーグルスは残り2試合で地区ライバルのダラス・カウボーイズとワシントン・フットボール・チームとの直接対決が待っている。

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