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殿堂入りのパスラッシャー、ケビン・グリーンの死去に哀悼の意を表するNFL

2020年12月22日(火) 17:06
ケビン・グリーン【AP Photo/Gene J. Puskar】

現地21日（月）、NFLは一人の伝説を失った。

殿堂入りした偉大なパスラッシャー、ケビン・グリーンが58歳で亡くなったことをプロフットボールの殿堂が発表したのを受け、NFLコミュニティーが哀悼の意を示している。

グリーンは15年のキャリアにおいてロサンゼルス・ラムズ、ピッツバーグ・スティーラーズ、サンフランシスコ・49ers、カロライナ・パンサーズ（2回）に所属した。何度もオールプロやプロボウルに選出されたグリーンは、1999年シーズン後にNFL史上3位のサック記録（160回）を残して引退している。

「ケビン・グリーン逝去の報に触れたスティーラーズ社長アート・ルーニー二世のコメント」

「今朝、ケビン・グリーンが亡くなり、われわれは信じられないほど素晴らしい選手を失った。彼はスティーラーズのとても多くのメンバーと親しい友人であり、突然の訃報はわれわれ全員にとって衝撃だった。ケビンが1993年にスティーラーズに来たとき、彼はすぐにインパクトを与えた。グレッグ・ロイドと組み、ケビンとグレッグは“ブリッツバーグ”として名を馳せる守備陣を率いて第30回スーパーボウルでプレーしている。ケビンのエネルギーと情熱はわれわれのチームと同様、ファンをも鼓舞した。最もつらい時期を過ごしているケビンの夫人であるタラさんと子どもたち、グリーン家の皆さまに哀悼の意を表する。彼らはいつまでもスティーラーズファミリーのメンバーであり、われわれの思いと祈りは彼らと共にある」

「ロサンゼルス・ラムズとNFLレジェンドのケビン・グリーンの思い出によせて」

「ラムズファミリーとNFLは試合を左右する選手を今日失った。殿堂の一員であり、偉大なるものへの情熱とチームメイトやコーチへの愛によってラムズに素晴らしい軌跡を残したケビン・グリーンが逝去したとの報に触れ、われわれは深い悲しみに包まれている。彼はフィールド内外でロサンゼルス・ラムズの一員であるとはどういったことかを定義し、比類ないリーダーシップと他の者への深い献身によって、周りにいるすべての人々を高めた。われわれの思いはグリーン家の人々と彼の友人、そして彼が人生を通じて影響を与えてきた数えきれないほどの人々の元にある」

「われわれは今日、歴史の一部分を失った」

「“とにかく渇望を抱え続け、行き過ぎる人々に挑戦的な態度を取り続けることだったと思う。私の人生にあったものすべてに爪を立ててこなければならなかった。それは私にとって、自分の行きたいところに行きつくために、仕事に没頭し続け、努力を続けるということだった”　ケビン・グリーン」

「49ersのオーガナイゼーションはケビン・グリーンの家族と友人に祈りと哀悼の意を捧ぐ。殿堂のメンバーであるグリーンは1997年にレッドとゴールドをまとっていた。彼はサック10.5回を記録し、49ersのNFC西地区優勝を支えた」

「元パッカーズアシスタントコーチのケビン・グリーンが58歳で天に召された。グリーンは第45回スーパーボウルを制した年を含め、5シーズン（2009年から2013年）にわたってグリーンベイのアウトサイドラインバッカーコーチを務めた」

「ケビン・グリーンの訃報に触れたパッカーズ社長兼CEOのマーク・マーフィーのコメント」

「パッカーズは今日、ケビン・グリーンが天に召されたことを知って悲しみに包まれている。彼はわれわれにとって偉大なコーチであり、わがチームのスーパーボウルチャンピオンシップシーズンを支えてくれた。彼はエネルギーと情熱にあふれていた。わが選手たちは彼のためにプレーすることを愛していた。われわれはケビンの夫人であるタラさんと彼の家族全員に心から哀悼の意を表する」

「われわれの思いはNFLレジェンドであるケビン・グリーンの家族の元にある。ジェッツの元コーチであるケビンは、彼が会うすべての人々にポジティブな影響を与えた。彼がいなくて寂しくなるだろう」

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